Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

ローズベーカリー キャロットケーキ

久しぶりの投稿です。

丸の内に行く機会があったのでローズベーカリー再チャレンジ。実は少し前にキャロットケーキにハマった時、

 

cucinaabitabile.hatenablog.com

 

ローズべーカリーのキャロットケーキが有名だと言うことを知り、丸の内のローズベーカリーへ行ってみるも全くない状態でした(専門レシピ本も出たりと当時はかなりブームになっていたのかもしれません)予約しないと無理なんだなぁと肩を落として帰ったのですが今回お店の前から目を凝らして見ると、キャロットケーキがディスプレイされているのが見えました!これは?!と思いながらもブラフではないか?と疑った私は持ち帰り出来るかと恐る恐る質問。二つ返事で持ち帰り可能と言うことで値段も見ずに購入。なんと!702円もしたぁ。生クリームもおしゃれな装飾もされていない、このキャロットケーキがですよ。丸の内価格。まぁ安いんじゃない?くらいなのでしょうか(この後ヴィロンへ行ったらモンブラン1個1600円でした💦)

店頭にて

こんな可愛いケースに入れてくれました。紙袋にも入れてくれて702円もしかたないと思いました(まだ言ってる)

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ざん!こんな感じです。この形とその上のたっぷりと綺麗にナッペされているクリームチーズフロスティングが特徴のキャロットケーキです。
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これ、ローズベーカリーのレシピ本ですがそこに載っているキャロットケーキにそっくり。フロスティングの塗り方と厚みは日本の方が多めで丸みがあるますが。
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このレシピ本です。ハードカバーでお菓子以外にもお店で出している、朝食、昼食、おやつのレシピが載っています
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さて、実食。
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しっかりとした生地、カットしても崩れません。フロスティングもたっぷりで嬉しいです。
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クルミはみじん切りで結構細かい。私はごろっと入れるのでこれだけ細かいのってどうだろうと思ったのですが、食べてみると。。。細かいのがいい。どこを食べてもちょっとクルミのがじがして生地と一体になってます。
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そして、この茶色い粒はなんなんだろう?ローズベーカリーのレシピにも全粒粉や黒の粒になるようなものは入っていませんでした。甘みは強めですがでも甘ったるさは全くなくてバターは入っていないはずですがなんかコクがあります。シナモン好きの私はかなりシナモンが入っていないと感じないので多分それほどたくさん入っていないんじゃないかなぁと思いました。シナモン嫌いの相方はシナモンセンサーが働かなかったとの事でしたが、私が作るキャロットケーキと同じ様な味がする、試しに1/4カットを出しましたがもう大丈夫ですと言っていました。大体こういうスパイシーなスイーツは余り好きでないです。シュークリーム、ショートケーキが大好きなタイプなので。
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美味しかったぁ〜。これは一度レシピ本を見て作ってみなければと思うのと同時に、キャロットケーキの食べ絵歩きに火がつきそう。

久しぶりの志津屋

少し前ですが、京都のチェーン店志津屋です。今回全部食べたことのないぱんです。

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大好きなシナモン。こんなシナモンパンは初めて。食パンにシナモンシュガーがトッピングされてトーストしてあります。バターがてんこ盛りで焼いてるような。
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なんと間にはカスタードクリームがサンドされている!
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おいしぃー。シナモンの甘い香りにサクサクな食感。砂糖が焼けてサクサクしてます。これ大好きです。
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バスク風かはちょっと疑問ですが、ベイクドチーズケーキデニッシュとしては成立です。

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多分生地の下にザクザクのクッキー生地があるのかもですが1日経ってしまったのでそこら辺はわからないままでしたが濃厚すぎないチーズ部分はケーキみたいです。
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スイートポテトと国産小豆のかのこのあんぱん。和紙の様な包装が高級感を感じさせます。京都らしい感じもします。
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ぎっしり詰まったスイートポテト餡に

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かのこ。黒糖の味のするもちふわのパン生地が美味しい和風パンです。

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食パンも初めて。

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焼くと香ばしくほんのり甘い。焼かないとしっとり甘味を強く感じます。

志津屋で大好きだったカルピスバターフランスはもう売らなくなった様です。私が初めて見つけて買っていた頃は180円くらいでしたがそれから210円に上がり多分そんな値段では売れなくなったんだなぁーと。いつも必ず10個はまとめ買いしていたので残念です。

 

カスティージョ・デ・ポト グラン・レセルバ(Castillo de Poto Gran Reserva)

今回飲んだワイン

度々買うワイヤーあみあみスペインワインです。
今回は18ヶ月樽熟成を含むトータル60ヶ月熟成で2014年ものです。
なんでこんなに長く熟成させて手間もかかっているのだろうに1000円以下なのでしょうか。
このレゼルバ系だけでなくCAVAも含め毎回スペインワインの値付けが不思議に感じます。
まぁうまくて安いなら、基本なんでもいいですが。

品名:カスティージョ・デ・ポト グラン・レセルバ(Castillo de Poto Gran Reserva)
生産者名: ボデガス・フェルナンド・カストロ (Bodegas Fernando Castro)

格付:DOヴァルデペーニャス
国:スペイン
地域:
ヴァルデペーニャス
品種:テンプラニーリョ 100%
ヴィンテージ:2014年
価格:968円(税込)



色合い:中心部にルビー色が残るものの全体的にはガーネット色

コルク:普通コルク (折ってしまいましたが。。。)

香り:ブラックベリー、ベーコン、メンソール、黒胡椒

味わい:苦味のある力強い果実味がアタックに広がる。渋味は控えめで、ゆっくりと穏やかな酸味が余韻と共に鼻に抜けていく。
2014年なので大分熟成感もあるがフレッシュさが全くないわけでもない。ちょうどバランス良い状態。勿論価格帯的に長期熟成できるポテンシャルとは言えないが、この金額でこなれた味わいが楽しめるのだから、スペインのグランレゼルバ、レゼルバはやはりお得感満載です。
ご馳走様でした。

コスタ ブリュット (COSTA BRUT)

今回飲んだワイン

あまりにシンプルなラベルというか、失礼ながらやる気のなさすぎるラベルにやられて購入。
ちょっとインターネットで調べるとシラー5%入っているよう。結構珍しいっすね。

もうラベルだけ見る限り以前飲んだジョージ15世的な安ワインが想像できて、ちょっと飲むのを躊躇してましたが、家にあるスパークリングが最後になったのでようやく思い腰を上げて本日抜栓。ちなみにシャルマ方式だそうです。

さてどうでしょう。

品名: 
コスタ ブリュット (COSTA BRUT)
生産者:ボデガス・イ・ヴィネドス・タラガンテ・インターナショナル・ブランズ
格付:不明
国:チリ
地域:
セントラルヴァレー
品種:シャルドネ 70%、ソーヴィニヨン・ブラン 25%、シラー 5%
ヴィンテージ:N.V.
価格:968円(税込)



色合い:少しピンクとは言わないまでもオレンジがかった強めのゴールド。

香り:和梨、黄色の花、ミネラル、キノコ、

味わい:苦味を伴うしっかりとした酸味がアタックから主張。甘味は少なくドライ面が強い。炭酸はそこまで強くはないがボディが割としっかりしてるので気にはならない。余韻も適度にありこのワインだけでそれなりに楽しめる。ラベルがラベルなだけに全く期待してなかった分、なんとなくかなり満足。ご馳走様でした。

泡立ちの動画
youtu.be

タリスマン(TALISMAN)

今回飲んだワイン

品名:タリスマン(TALISMAN)
造り手:トーレイ(TORLEY)
国:ハンガリー
地域:不明
品種:グリューナー・フェルトリーナー
ヴィンテージ:記載なし
価格:968円(税込)



香り:グレープフルーツ、ミネラル、白い花、揮発した灯油、

味わい:軽めの酸味で、果実味少なくボディは相当弱い。さっぱりしている味わいは食前酒やオリーブオイルを効かせたシーフードサラダなんかにピッタリ。ワインそのものを楽しむというより、喉を潤しながら次のメインのワインを待つ感じのワインでしょうか。サクッとサラッとそれもまた一つの楽しみ方です。ただ、リピート買いはないかな、多分。

ロシュ・マゼ メルロー(Roche Mazet Merlot)

今回飲んだワイン

フランスのIGPですが、造り手のキャッチフレーズはなんと

「フランスでもっとも愛されているブランド」

だそうです。すごいっすね。すごい自信です。
特に調べませんが根拠がきっとあるのでしょう。
ただ、この作り手単独で非常に立派な日本語ウェブサイトがありました。
Roche Mazet - ホーム
これもまた驚きです。

値段は1000円以下の安定安ワインですが、こういうキャッチフレーズ系で
美味しかったことがあまりないので、飲む前から何だか緊張です。

品名:ロシュ・マゼ メルロー(Roche Mazet Merlot)
生産者名: ロシュ・マゼ
格付:IGP 
国:フランス
地域:PAYS D'OC
品種:メルロー
ヴィンテージ:2021
価格:987円(税込)


色合い:かなりしっかりしたルビー色

香り:ブラックベリー、黒胡椒、牛乳、墨汁、ベーコン、

味わい:なめらかアタック。果実味と酸味がいい具合に混ざり、適度な苦味の後味と合わさって、しっかりとしたボディを構成してる感じがする。少し冷えてるので、渋みが目立たないが、とてもバランスよくパワーもそこそこな丁度良いワインではないでしょうか?多少、果実味優勢ではあるが主張し過ぎるとこがないとかがまた好みです。値段考えるとお買い得に感じますし、素で結構好きです。

この造り手のキャッチフレーズをそのまま信じ込むことはないですが😅

いずれにしてもご馳走様でした。

一緒に合わせたアテパスタ
タコがいいんですよね〜、たこが入るだけで気分が上がります。

ゾーニン カベルネ(Zonin Cabernet)

今回飲んだワイン

購入した時から飲む直前まで、何故かこのワインをなんだか勝手にボルドーワインだと決めつけてたものでラベル面の文章を読んでみたらイタリア語であることに気づき、なんでフランスワインなのにイタリアなんだ?輸出専用品かぁ?なんて意味不明な勘違いをしてました。そして、DOC FURIULIって書いてあることにようやく気がつきました。あまりに気がつくのが遅すぎたのと勝手な勘違い。歳のせいでしょうか。。。。しかも味でわかったわけではないという現実。。

気を取り直して味記録しました。そう、うまけりゃいいんですよ。ワインなんて。

品名: ゾーニン カベルネ(Zonin Cabernet)

生産者:ZONIN1821
格付:DOC FURIULI
国: イタリア
地域:
フリウリ-ヴェネツィア・ジューリア
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン(100%)
ヴィンテージ:2020年
価格:
1,298円(税込)




色合い:中程度のルビー色

香り:ブラックカラント、枯草、ユーカリ温州みかん、薔薇、

味わい:まろやかなアタック。まずは優しい。果実味による膨らみがアタックにあるけど強くはなく酸とタンニンがバランス良く調和してなめらかさを作り出している。喉を通過すると後味に苦味があるがこのクラスにしては余韻長め。あくまで果実味が最初のふんわり感のみでそれ以降はバックヤードに控えてる感じで凝縮感はないが、ゆっくり飲むにはちょうどいい。ヴィンテージ2020年にもかかわらずこなれた感があるから、ボディ強度はここまでで今飲むのが正解なワインと見える。個人的には非常に好きな味わい。
ご馳走様でした。

輸入会社WEBサイト
www.mikuniwine.co.jp