Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

玉川屋 祖師谷大藏

久しぶりにこどもの日に待ちの和菓子屋さん玉川屋へ行きました。

 

cucinaabitabile.hatenablog.com

柏餅やら草餅、ちまきなどこどもの日の和菓子いっぱいでしたが豆大福130円とみやびと言う白餡がサンドされているどら焼き150円と上生菓子200円を買いました。豆大福は値段なりに小さいのですが餡が美味しくたまに来る塩味のある赤えんどう豆が良いアクセントになります。みやびはたっぷりの白餡にワッフルの様に楕円のどら焼き生地を半分に挟む形の焼き菓子でかなりふんわりしっとりどら焼き生地のさっくりした食感がとても美味しかったです。焼印は地域の名前「砧」が押されていました。そして上生菓子。これは練り切りですがこう言うのはけっこうたかいのですがなんと税込200円。今回はこどもの日と言うのもありこちらにしてみました。

f:id:cucinabitabile:20220506120720j:image

鯉のぼりです。
f:id:cucinabitabile:20220506120725j:image

口開いてる。
f:id:cucinabitabile:20220506120728j:image

カットすると中はこし餡。繋ぎに入れている求肥でしょうか?もちっとした食感が美味しく甘さも上品。さらっと食べられました。玉川屋はお手頃価格ですが種類も豊富、色々工夫していて近所にあったら毎日買いに行っちゃうかも。少し先ですが次回も楽しみに買いに行きます。

福小町 純米吟醸 美郷錦55

久しぶりにお気に入りの福小町飲みました。
今回も限定酒になります。
考えてみれば、スタンダードラインナップの福小町のラベルは飲んだことがないような。

今回の特徴は
米が「美郷錦」、
酵母が「AKITA雪国酵母
というもので仕込んだもののようです。
またラベルが好きなデザインです。

関係ないですが、酒屋のご主人には1升が得だけど、四合でいいの?と言われましたが、そこまで頻繁に通ってるわけではないのに、のんべいだと思われたか、、、
もちろんそこまで飲みきれませんので、いつも通り四合瓶で購入。

品名:福小町 純米吟醸 美郷錦55
造り手:木村酒造
原料米:秋田県産美郷錦100%
使用酵母:AKITA雪国酵母(UT-1)
精米歩合:55%
日本酒度:±0
酸度:1.3
アルコール度:16.5%
県:秋田
価格:1650円(税込)

香りは華やいだ白い花のような香りとフルーティー少しだが軽くミントのようなツんとしたハーブっぽさ、角砂糖のような甘さもあり、シャープより優雅な感じ。

味わい:甘さが強くアルコールもそこそこ感じる。フルーティーさもある。余韻に心地の良い酸がやってくる感じる。温度が上がれば上がるほど、ボリューム感が強くなり口に入れた時のインパクトも大きい。日本酒度が±0なので、少し甘いのかとも思いましたが、しつこい甘さはほぼありません。冷やすと鋭さがでてくるので、自分はスッキリ飲みたい人なので冷やした方があってました。ただふくよかさがあるので食中酒としては常温もとてもあいそう。

今回も美味しくいただきました。ご馳走様でした。

買いに行った時に、新しい限定酒が置いていたのでもし間に合うようだったら、今回飲み切らずに残したものと新しい限定酒で飲み比べてみたいですね。






フィンカ・ロス・アルトス グラン・レゼルバ (Finca Los Altos Gran Reserva)

今回飲んだワイン。

品名:フィンカ・ロス・アルトス グラン・レゼルバ(Finca Los Altos Gran Reserva)
生産者名: ボデガス・フェルナンド・カストロ (Bodegas Fernando Castro)

格付:DOヴァルデペーニャス
国:スペイン
地域:
ヴァルデペーニャス
品種:テンプラニーリョ 100%
ヴィンテージ:2013年
価格:1173円(税込)

cucinaabitabile.hatenablog.com

以前このブランドのレゼルバ↑を飲みましたが、割と値段以上の品質を感じた記憶があります。
で、たまたまグランレゼルバが置いてありましたので購入した次第です。

こちらはグランレゼルバですが、年は2013年なので私が飲んだレゼルバより少しだけ若めですね。
価格は百円だけ高いだけですので、レゼルバとグランレゼルバであれば、今回のグランレゼルバを選んでしまいそうです。




ラベルも黒を基調として少し高級感があります。
裏ラベルはボケて撮ってしまったので、ラベルの説明書だけ写すと

”光沢のある魅惑的なガーネットレッド。熟した黒い果実やトースト香、黒胡椒の洗練されたアロマが溢れる様に広がります。たっぷりと広がるふくよかな果実味と20ヵ月間の樽熟からくるオークのアクセントがバランスよく調和し、心地良く口中を満たします。スパイシーでバランスの良いワインです”

とのことです。
テンプラニーリョ100%なので、分かり易いですね。

さてどうでしょうか。


コルクは普通コルクですね。



色は、光沢のあるガーネットレッドと説明でしたが、十分まだ濃いルビー部もありエッジからガーネットが入り込んでいる感じです。

香り:ブラックベリー、ブラックペッパー、ノコギリで切った木屑、パクチー
なんだか熟成香よりフレッシュなアロマが支配的な感じもしましたが、いずれにしても複雑さはそこまでない

味わい:渋みは割と強くボディもある。のに、なんだか軽く感じる。飲んだすぐ後のアタックがサラッとしていてスムーズだが、苦味が前面に出ていてちょっとバランスがかけるイメージも持った。もう10年近いワインなのでこれ以上熟成させる程のワインのクラスでもないとは思いますが、もう少し待った方がこなれたバランスの良さが出てくるような。
で、最終的に感じたのは、レゼルバの方がゆっくり楽しめたかな、と。金額も多少レゼルバの方が安いですしね。

でも少し贅沢ですかね。この金額で少し高級感のある味わいもないではないので、十分楽しめるワインだとは思いました。やっぱりスペインのレゼルバ、グランレゼルバ、本当にコストパフォーマンスが高いワインです。

酸味 ★★☆
渋味 ★★★☆
果実味 ★★★☆
ボリューム感 ★★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 74点

シャトー・オー・ランドン (Chateau Haut Landon)

今回飲んだワイン

品名:シャトー・オー・ランドン (Chateau Haut Landon)
生産者名: シャトー・オー・ランドン (Chateau Haut Landon / Vignobles Gabriel & Co
www.vignoblesgabriel.com

格付:A.C. Bordeaux Superiur
国:フランス
地域:ボルドー
品種:メルロー74% / マルベック15% / カベルネ・ソーヴィニヨン11%
ヴィンテージ:2018
価格:968円(税込)

ボルドーシューペリュールのワインですね。
正直、ACボルドーボルドーシューペリュールも違いがわかったためしがないのですが、シューペリュールの格付け取るのも大変なのでしょうかね。

このオーランドンはVignobles Gabriel & Coという会社なのか協同組合なのかわかりませんが、で扱っている一つのシャトーのようで、このウェブサイトが非常に細かく情報が出ているので参考になります。安いワインでもやっぱり生産者がはっきり見えると安心感があります。

ラベルは正直良くあるボルドーワインですね。
ただ裏ラベルは日本語でセパージュが書いております。
ありがたいですね。違いがわかるほどではないですが、やっぱり飲む時に品種をイメージできるので楽しいです。



で早速抜栓。

コルクは圧搾タイプ。色はあまり着いてません。

色合いは、割と深めの中程度のルビー色。


香り:ブルーベリーからブラックベリーなどの果実香が中心。枯れ草やグリーンペッパーから黒胡椒なども弱いながらある。そこまで複雑さはないものの、メルロー中心なのを感じます。

味わい:特に目立つ特徴なくゆっくり酸が口に広がりパワーがないと思っているとすぐにどっしりとした渋みが追いかけて余韻を支配する。苦味も割と強いので見た目と香りのイメージよりはボディはと強いと感じた。何か突出してるものがあるわけではないが、ボルドーらしいバランスの取れたワインでした。

まぁ次回買うことはなさそうですが、価格相応に感じますので選んでも間違いなさそうです。

酸味 ★★★☆
渋味 ★★★☆
果実味 ★★★
ボリューム感 ★★☆
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 73点

輸入元ウェブサイト:
シャトー・オー・ランドン ボルドー・シュ-ぺリウ【FD】 | DOSHISHA Marche

オールデイロング (ALL DAY LONG) ・白

今回飲んだワイン

品名:オール デイ ロング (ALL DAY LONG)・白
生産者名: ボデガスネルマン(NELEMAN )
格付:D.O. València
国:スペイン
地域:バレンシア
品種:ベルディル 60%、ヴィオニエ 40%
ヴィンテージ:2020
価格:1,078円(税込)

ちょっと前にこのラベルの赤↓を飲みましたが、白も買っていたので今日はこの白にしました。
cucinaabitabile.hatenablog.com




赤はバランス良く飲み飽きしない安いけど美味しいワインでしたが白はどうでしょうか。

ベルディルという品種は聞いたことがなかったですがスペイン・バレンシアを中心とした地場品種のようです。

白のラベルにも↓の表記。通常の裏ラベルに該当する部分までつながっています。
”環境と自然に配慮した、体に優しいオーガニックワイン
”オーガニック&ヴィーガン認証取得”
”製造過程での二酸化炭素排出を植樹活動で還元した※カーボンニュートラルなワイン”

コルク:
赤同様、手でひねって開けるコルク。
結構便利です。

色:淡いレモン色



香り:青リンゴ、シトラス系が弱めに香る。時間たってから少し温度が上がると和梨、花梨、少しだけ木質的なものもでてきた。ミネラル感はそれなりにあるのでキレがありそう。ヴィオニエ的なアロマティックな南国果実系の香りはほとんど感じなかった。

味わい:ちょーっとだけ微炭酸を感じるフレッシュなアタック。軽い苦味からサラッとした果実味が口に広がるのが心地よい。苦味がある分余韻が長めに感じる。そして結構なドライさ。キリッと、冷やせばフレッシュに飲めるし、温度高めならすこし腰据えてゆっくり飲める。ただ複雑さはないので、冷やすのが正解かなぁ、と。

カジュアルに飲むには十分美味しくまた買ってもいいかなぁ、という気にさせるワインでした。

ご馳走様でした。

酸味 ★★★
ドライ ★★★★
果実味 ★★★
ボリューム感 ★★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 80点

【タイヤ交換】ミシュラン パイロットスポーツ4(PS4)・ジュリエッタパンク(涙

ちょっと前の話になりますがわが家のジュリエッタ、今度はタイヤがパンクです(涙

ジュリエッタには簡易的なタイヤ空気圧感知センサーがついてます。
あくまで簡易的なもので最近装備されている実際のタイヤの空気圧を測りながら低圧になるとセンサーが検知しアラームを出すものではなく、ABSの機能とリンクしているらしくタイヤの内圧が低圧になると走行中左右で回転数に差が出ることから低圧と判断してアラームを出すタイプのようです。

なので4本等しく圧が下がると検知できないようですが、それはそれで稀な状況と思うのでそれなりに使える機能ではないかと感じますが、まぁ実際にこんなアラームは出ないだろうなぁ、とその存在すら忘れていたところ、オレンジ色のアラームマークが点灯!

一瞬で顔が青ざめます。イタリア車なのでこのセンサーの精度すら怪しいと思いたいところですが、さすがにパンクとなるとまずいのですぐに近くのガソリンスタンドへ。自分で空気入れようとしたところスタンドのお兄さんがやってくれることに(お兄さん、ありがとうござまいます)。
そうしたら、左リアが1.7barぐらいまで低下していて全体的にも少し低めだったとのこと。
(指定値フロント2.6bar/リヤ2.2bar)

確かにオイル交換や定期メンテ以外ではタイヤに空気を入れることもなかったので少し反省。
とりあえず全輪しっかり充填しまして、いざ出発しますかね、と思っていたところ、ガソリンスタンドの方が圧縮空気ボンベを片付けながら表情を変えず、「これだけ下がっているとなると多少パンクしているかもしれませんね」とご指摘。
え?ほんとに?え〜〜〜、ほんとですかぁ??
と、気分が真っ逆さまに落ちていきます。
いやいや、ちょっと空気を入れなさすぎていただけでパンクまではないでしょ。確かにもうそろそろ交換とは思ってたし、だいぶ側面にはひびも出てきているけど、パンクってところまではないはず。
とりあえず、パンクアラームを消すリセットボタンを押してアラーム解除したあと、ガソリンスタンドの方の指摘は気になるものの、今できることはないと思い通常通り、走行。

で、2週間後。

結局、低圧アラームでました。。。。
またガソリンスタンドで確認するとやはり空気が抜けている。

で、これは、センサーの故障でもなくパンクがかなりの確率で疑われるのでやはり交換を決心。
高速メインの使用方法なのでできれば5万キロを目指したかったが、しょうがないです。


で、割と近くに欧州車も常時タイヤ交換している店を見つけ交換。
タイヤはちょっと悩みましたが、全方位的に評価が高かったミシュランパイロットスポーツ4にしました。
ちなみに、交換前のタイヤは、ピレリ cinturato P7 です。

金額だけ考えると持ち込みが一番安く済むのでしょうが、諸々のことを考えお店で注文納品装着を全部依頼。

結果的に、
タイヤ: 32,000円(1本)X 4本 = 128,000円
工賃: 8,000円
旧タイヤ処分費: 4,000円
合計:140,000円
+消費税で154,000円という金額に。。。。。

扁平率が高いタイヤのせいも有りるのでしょうか。高いっすねえ、、、
タイヤ単品は、ネット価格と比べるとほぼ1.5倍でしょうか。

自分としてはかなりの高額出費になりましたが以前実家の車で親の運転時タイヤの劣化が原因と思われる事故があり、タイヤは人の命を載せていると実感していたこともあってタイヤにはある程度のお金をかけるべきと考えておりましたので、ここは納得して発注しました。

装着後

旧タイヤ


走行距離約43,000kmでした。交換前の距離としてはいい方ではないかと。
まぁ、古い方のタイヤを見るとブロックは走行距離考えれば割と残ってる方と思いましたが、側面に細かな多数のヒビがあり、経年によるゴムの劣化が見て取れます。だいぶ硬くもなってしまっていたのでしょう。事故を起こしてからでは遅いので、やはり交換のタイミングだったと思われます。

作業終了後、お店の整備の方が、「乗った瞬間違いがすぐにわかりますよ!」と自信満々の顔で宣言。
ほんとかねぇ〜、と思いましたが乗った瞬間、確かに前との感覚の違いはわかりました。

P7は、プレミアムコンフォートとの位置付けのようですが、個人的にはロードノイズもそこそこあり、そして硬めの乗り心地なイメージで止まる曲がるの安心感はありましたがあまりコンフォートなイメージは持てませんでした。

それに比べると今回のPS4は、P7よりもスポーツ系に振っていると思われるのに意外や意外、割と静粛性がありかつ、ソフトな乗り心地で運転している時の気持ちよさは増した感じです。
曲がる止まるも難なくこなすようなイメージで、バランス取れたタイヤに感じます。
ただ、かっちりさは、P7の方があったような気がして硬さがある分、より運転している感、をP7 に感じますが、これは感じ方の違いのような気もします。PS4は全方位で無理なくP7と同じ領域をこなしているような気がしました。

ちょっとだけ気になるのは、低速走行が多い時はP7の方が少しだけ燃費が良かった気がします。
私の普段の走行は85%を高速+郊外の信号が少ない道路が占めます。その場合、勿論条件により様々ですがエアコンかけない場合で平均12km/L+αの燃費でしたが、タイヤ交換後11~11.5Km/Lぐらいになってる気がします。ただ、まだまだ交換してからの走行距離は少ないのでもう少しデータ集めが必要と思われます。

唯一残念なのは交換した後すぐにミシュランからPS4の後継として最新のPS5がリリースされたことぐらいでしょうか。
まぁそれこそ私の乗り方では大きな違いは感じないとは思いますが😅

いずれにしても、静粛性もよくなり運動性能も申し分なくいいタイヤがチョイスできたのではとは思います。
できれば、このタイヤでも5万キロ目指したいところですが、定期的な空気圧チェック。必須ですね。大事に乗っていきたいと思います。

ビール飲み比べ : 黄桜 LUCKY DOG vs エチゴビール FLYING IPA

普段飲むビールは大手のピルスナータイプばかりですがたまにクラフトビールも飲みたくなります。
で、滅多に飲まないクラフトビールなので折角ですから今日はビールを飲み比べてみました。

IPA2銘柄です。

f:id:cucinabitabile:20220414131754j:plain


1つ目は、黄桜酒造が造るラッキードッグ。
覚えやすい絵柄のビールで独立系のクラフトかとすっかり思い込んでいたのですが、よくよくラベルを見てみるとなんと大手酒造メーカー「黄桜」のクラフトビールでした。名の知れたメーカーのお酒なのでクラフトビール、というイメージが湧きませんが、いわゆる4大ビールメーカー(アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ)以外のメーカーが作ればクラフトということになるのでしょうか。

このラッキードッグについて調べるまで全く知りませんでしたが、1994年に法律が変更されるまでは年間2,000キロリッター以上製造できるメーカーでなければビールは製造できなかったようです。今思うとすごい法律ですね。低品質な酒の濫造を防ぐ目的だったのでしょうか。

ということで、ラッキードッグです。
黄桜は地ビール解禁になった初期の頃から「京都麦酒」というブランドでビール作りしていたようです。
タイプは、IPAと言ってもセッションIPAという部類のようで通常のIPAより軽めのタッチにしているようです。
黄桜HPからの抜粋
※セッションIPA⇒「IPA」の苦味や香りは残しつつ、アルコール度数を「IPA」より低く(5%以下)することで飲みやすさを追求したスタイル。

そのせいでしょうか、原材料に麦芽、ホップ以外に”米”が入ってます。なんとなくクラフトビールにしては珍しく感じます。
kizakura.co.jp


f:id:cucinabitabile:20220414131827j:plain
f:id:cucinabitabile:20220414132325j:plain
f:id:cucinabitabile:20220414131858j:plain
f:id:cucinabitabile:20220414131933j:plain

2本目は、エチゴビールIPA、FLYING IPAです。
こちらもHPで初めて知ったのですがエチゴビールは日本で最初の地ビール(今はクラフトビールですね)メーカーとして設立されたようです。もちろんIPAだけでなく、いろんなタイプのビールを製造されています。

原材料は、麦芽とホップのみ。本格的ですね。

https://echigobeer.com/products.php#filtered


f:id:cucinabitabile:20220414131958j:plain
f:id:cucinabitabile:20220414132016j:plain
f:id:cucinabitabile:20220414132533j:plain
f:id:cucinabitabile:20220414132031j:plain

注いだ後に2本並べてみました。

f:id:cucinabitabile:20220414132116j:plain
f:id:cucinabitabile:20220414132137j:plain

色合いは、くっきり分かれますね。
ラッキードッグはセッションIPAということがあるのでしょうか、淡い色合いでぱっと見はピルスナーと間違えそうです。
FLYING IPAは、典型的なIPAの色というかしっかりとした琥珀色でいかにも重そうな味わいをイメージさせます。

まずはラッキードッグから飲んでみました。
香りについてはフルーティでツンくるようなホップの香りでしょうか、が強めに出てます。
口に含んだ瞬間に爽やかさと同時に苦味が広がりラガータイプとは全く異なるアプローチで喉を通過していきます。ただ、遅れながらもフルーティな味も追いかけてくるので後味は割とすっきりと飲める。その分余韻は短めだけど、ピルスナー的なイメージを残しつつ重厚感を感じたい時にいいかな、といったような感じです。

次にFLYING IPAです。
香りについては、あまり差がない感じもしますが、少しスモーキーでしょうか。
味わいは、口に含んだ瞬間結構なシトラス系のフルーティさがいっぱいに広がると思った瞬間、一気に強烈な苦味全体を覆います。余韻も苦味がメインで少し苦い薬のような感じもありながらビールの骨格がはっきりしている重厚なビールです。普段イメージしているIPAそのものです。ラベルの感じがポップでカラーも水色なのでもっとすっきりした感じなのかと思いましたが、全くもってど真ん中のIPAでした。

セッションIPAIPAなのであんまり比較にならないのかもですが、それぞれに特徴があってどちらも真面目に作られたであろう非常にしっかりとした味わいのビール。やっぱりクラフトビールは美味しいなぁ、としみじみ感じた次第です。

大手のメジャービールもどんどんレベルが上がっているような感じで最近の一番のお気に入り「一番搾り」なんか、10年前とは全く別物では、と感じさせる味です。
両方に良さがありますので、これからもどんどん美味しいビールを作ってもらいたいですね。

ご馳走様でした。