Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

グイダルベルト(GUIDALBERTO)

今回飲んだワイン

「てぐみ」につづき相方からお祝いにもう一つというかメインのワインを頂きました。超が付くでしょう、有名なイタリアワインのサッシカイア。この「グイダルベルド」は、そのセカンド的な位置付けとのことです。輸入元のエノテカによると、「早くから飲めるサッシカイア」をコンセプトにしているようなので、サッシカイアを飲んだことないので比較はできませんが、その片鱗を少しでも味わえれば、と飲む前からテンション上がります。

品名: グイダルベルト(GUIDALBERTO)

生産者:テヌータ・サン・グイド(サッシカイア)TENUTA SAN GUIDO (SASSICAIA)
格付:IGT. TOSCANA
国: イタリア
地域:
トスカーナ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン(60%)、メルロ(40%)
ヴィンテージ:2020年
価格:
貰い物



コルク:普通コルク

色:まだまだ濃いめのルビー色

香り:ブラックカラント、ブラックペッパー、藁、ししとう、ばらなど。
温度のせいだろうが香りは全体として弱い、ただ複雑で色々な香りが広がる。

味わい:酸味、ベリー的な柔らかな酸味か広がる。圧倒するパワーはない、その分上品な酸とタンニンがお互いおじぎをしながら、喉を通過。当然その二つの要素を果実味が覆いかぶさり、重厚を醸し出す。全体的に弱さが目立つがこれは供出温度が関係していそう。ただ美味しいので温度を気にして〜、とか言っている間になくなっていきます。若いワインですしちょっとデカンタ的なことはしたんですが、残念ながらベストかどうかわからないままあっという間にボトルが開いちゃいました(汗 
圧倒的なパワーはないですが、バランスの良さとこのワインがもつ地の良さというか綺麗さによるのでしょうか、全くもって珍しく上品に飲み進められました。ただ、セカンド的なラベルでこれです。さてサッシカイアはどんな味なのでしょうか。いつかは飲んでみたいですね。

ご馳走様でした。

酸化防止剤無添加「てぐみ」 京都丹波ワイン

今回飲んだワイン

誕生日に相方が買ってくれました。
もう10年以上前だとは思いますが当時良く行っていた虎ノ門にあるワインショップに置いてあったスパークリングで、日本のスパークリングとしては値段と味わいのバランスが良く、二人で割と買って頻繁に飲んでました。ショップの雰囲気が変わったり、あまり安さがなくなってきたので自然と足が遠のいてしまい買うことも無くなってしまいましたが、このワインの事は覚えておりたまに飲みたいと思いつつ、結局飲まずじまいだったので、かなり久しぶりで楽しみです。

今回は500mlの瓶でハーフ以上ではりますが丁度いいサイズです。

品名:酸化防止剤無添加てぐみ
生産者:丹波ワイン
格付:日本ワイン
国:日本
地域:
京都
品種:デラウェア
ヴィンテージ:NV
価格:頂き物の為不明


色:濁った黄金色

澱がすごいです。

炭酸も普通程度で泡が立ち上ります。
youtu.be

コルク:スクリュキャップため無し

香り:桃や梨などのまったりとした香りが中心。弱くはないが複雑さはなく、シンプルに果実系で押してくる。

味わい:口に含むと、果実由来の甘さが口にふわっと広がり、一瞬果実味中心の中甘口なワインかと思いきや、一気に炭酸と合わさってドライないわゆる辛口のガツンとする酸味が喉と、鼻を通過する。果実も桃と思わせてレモンみたいな変化。面白い!
さらに澱が多く入ってくるとますますこのコントラストが際立つ。元々、シトラス系の酸味が大好きな人間なので、この味わいはすごいあり。てぐみ、久しぶりに飲んだけど、相変わらずうまい。

ご馳走様でした。

酸味 ★★★☆
渋味 ★★★★☆
果実味 ★★★★
ボリューム感 ★★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 85点

セパス・プリヴァダス・トロンテス (Cepas Privadas Torrontes)

今回飲んだワイン

以前、このラベルの赤ワイン、マルベック↓を飲んだんですが、個人的には価格と質のバランスがある意味でアンバランス過ぎて大評価していたので、この白ワインも期待を通り越して、扱いが高級ワインと同じようにすぐに飲んではいけないワインに無意識に分類しておりました。
なので買ったのは5ヶ月ぐらい前なのですがようやく手をつけます(汗

cucinaabitabile.hatenablog.com

品名:セパス・プリヴァダス・トロンテス (Cepas Privadas Torrontes)
生産者:ボデガス・ラ・ロサ (Bodegas La Rosa)
国:アルゼンチン
地域:メンドーサ
品種:トロンテス
ヴィンテージ:2016
価格:657円(税込)


色:黄金が買った檸檬

香り:ペトロール香が結構強い。梨や、白い花少し鉄分なんかの金属系やミネラル。香りは割と複雑。

味わい:アタックは柔らかい酸、ミネラル感も強くドライで、単調になるところだがゆっくり飲んでると割と果実味もでてくる。
ドライなマッタリ感という表現がピッタリだが、決して辛口一辺倒ではなく白ワインのふくよかな果実由来の甘みも感じ、ゆっくり楽しめる。
ただ、温度が高くなるとボディが抜けてくるというかベラっと感がでてくる。冷やして飲むのが正解ですかね。

赤ワインの方が価格に対して品質の良さを感じられましたが、白も価格よりは少し味わい深さがあると思います。
是非、赤、白今後も我が家のデイリーワインとして継続購入を考えていましたが、残念ながらいつも購入しているスーパーから姿を消してます。そのうち入荷するのかなぁ、と思ってましたが全く入荷する気配がありません。残念ながら輸入元が取引やめてしまったのかもしれませんね。

アラストレーディングさま〜、あんまり売れてなかったのかもしれませんが、約1名ファンがいますので是非また販売おねがいしま〜す!
と小さい声で訴えてみました。

もう買えない可能性が高いですが、また見かけたら購入したいですね。

ご馳走様でした。

酸味 ★★★★
渋味 ★★★★
果実味 ★★★☆
ボリューム感 ★★★☆
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数:80点

カレーうどんと焼きうどん 五木

五木は棒ラーメンだけでなくソフト麺も美味しいです。今回はカレーうどん。カレー好きなので楽しみ。

f:id:cucinabitabile:20221207131607j:image

スープは粉末でした。
f:id:cucinabitabile:20221207131610j:image

スープのとろみは程よくカレー味は結構スパイシーで美味しい。
f:id:cucinabitabile:20221207131613j:image

半熟卵はお箸でスーン。
f:id:cucinabitabile:20221207131616j:image

おぉー味変でまろやかになりました。

次は焼きうどん。
f:id:cucinabitabile:20221207131619j:image

こちらは液体スープです。
f:id:cucinabitabile:20221207131622j:image

ソースでもなく醤油でもなくコクがあって美味しい。
f:id:cucinabitabile:20221207131625j:image

五木のソフト麺はもちもちで柔い感じなのにコシがあってとても食感がよいです。美味しかった。また食べたいと思わせる五木の麺です。

 

パイシーター 日本ニーダー

コッタでセールになっていて、半分衝動買いしました。半分と言うのは最終日2分前まで引っ張た。合羽橋の吉田菓子道具店で初めて手動パイシーターを見たのが10年位前か?それからずっと欲しいけど本当に必要か?大体、吉田菓子道具店のパイシーターはいくらなのか?と悩んで忘れて思い出して悩んでを繰り返していた私。パンを生業にしたいと本気で考えていた時に買わなかったのだから今買っても家で作るちょっとしたパンのための出資にしては大きすぎた。。。のだけれど、たまたまその日日本ニーダーのインスタを見たらコッタでセールしてます、明後日まで見たいな内容。ええっーセールっていくらよ?!と、見にいくと20%オフですよ!日本ニーダーでも10%オフが最大だったんじゃないかなー?だから散々調べてみたものの情報少なくてあとは自分を信じるしかない‼️とポチりました。

それが、

ドゥルルルルルル〜

ザンッ

f:id:cucinabitabile:20221201194848j:image

これ!折り畳んだ状態で棚に置けるコンパクトサイズ。次回は広げたところをアップします。まだ使ってません。

作りたいのはクロワッサン、相方の好きなチョコレートシートパンです。チョコレートシートは手作りするので先になりそうですが、クロワッサンはカルピスバターを買ったのでそれで作りたい。でもその前に今年のシュトレンの注文が入ったので、多分作るのは来年になりそうです。

きこり弁当 曲げわっぱ修理 柴田慶信商店

柴田慶信商店のきこり弁当。これは中に薄型の入れ子式で2段としても使えますし、入れ子を使わなければたっぷりのご飯の丼物ができます。結構重宝するのですが、底と被せ蓋に隙間が出来てしまいすこし水分のあるものを入れると底から漏れたり、蓋から漏れたり。クッキングペーパーを敷いて使ってましたが、日本橋三越本店にお店があるのでやっと行って来ました。隙間を埋めるだけなら無料なのですが、底張り替えが必要との事で修理代3,000円でした。それでも買うと17,000円位するんじゃないかな。それならそれからも長く使うことを考えて直すことにしたのです。

f:id:cucinabitabile:20221124130832j:image

戻ってきたら、
f:id:cucinabitabile:20221124130755j:image

こーんなに、
f:id:cucinabitabile:20221124130758j:image

こーんなに、
f:id:cucinabitabile:20221124130752j:image

こーんなに綺麗になりました、
f:id:cucinabitabile:20221124130801j:image

結局蓋も入れ子の底も張り替えてもらって3,000円でした。受け付けてくれたスタッフの方が社長に伝えてくださった様です。ありがたい。中は以前のままなので使い込んだ感じはあります。これで分かったのですが底は二重になっているんですねー。でもこれで隙間を気にせず使える様になりました。

f:id:cucinabitabile:20221124174122j:image

たくさんあるお弁当箱ですが用途に合わせて使い分けてます。相方のお弁当にのっけ盛り弁当にはきこりか丸弁当。普通のお弁当は長手弁当(大)と小判弁当(大)辺りがよく使うお弁当。直しながらずっと使っていくつもり。

ピッチーニ・キャンティのデイリーワインタイプ 飲み比べ (生産者:PICCINI)

今回飲んだワイン

たまたまスーパーで見かけた安キアンティをストックしていたところ、久しぶりにベルーナで買った11本セットの中に同じ生産者ピッチーノのキアンティを発見。
一つは最も廉価版と思われるオレンジ色が鮮やかなスタンダードキアンティ。もう一つはリゼルバと銘打たれた黒が高級感を出しているラベル。

どちらもカジュアルな価格帯のものなのですが、折角なので飲み比べてみました。


1)ピッチーニ・キアンティ(PICCINI CHIANTI
↑イオンのウェブサイトではオレンジラベルと書かれていたので敬意を表してオレンジラベルとこれから呼びます!単なる真似ですが。。。。

格付:D.O.C.G
国:イタリア
地域:
キアンティ・トスカーナ
品種:サンジョベーゼ 90% カナイオーロ5% チリエジョーロ5%
ヴィンテージ:2019年
価格:
1078円(税込)

2)ピッチーニ・キアンティ・リゼルバ(PICCINI CHIANTI RISERVA)

格付:D.O.C.G
国:イタリア
地域:
キアンティ・トスカーナ
品種:サンジョヴェーゼ90%、コロリーノ5%、カナイオーロ5%
ヴィンテージ:2018年
価格:
各種11本組み合わせセットで9,878円(税込) の中の1本だったので、1本898円で計算。 (ご参考:ベルーナウェブサイトでは1本2178円税込)
◎樽熟12ヶ月!だそうです。。。

コルクは、
オレンジラベル:スクリュキャップ
リゼルバ:圧搾コルク





コルク:
オレンジラベル: スクリュキャップ
リゼルバ: 圧搾コルク

うーむ。毎回言ってしまいますが変に圧搾コルクにするぐらいならスクリュキャップの方が飲み残した時など、よほど保管や取り扱いが楽なんですがね。瓶詰めの機械などの関係があるのですかね。設備投資しないといけないですもんね。。。

色はどうでしょうか。

オレンジラベル:淡いルビー色からガーネットがかっている
リゼルバ:しっかり目のルビー色
ただ、どちらも凝縮感はないので上から覗くと透き通るような淡い色です。



(香り)
オレンジラベル:
グラス回す前はブルーベリーのような爽やかなベリー香があったのに、少し回すだけでいちじく、墨汁、コーヒー、ベーコン、枯れ草と、ちょっとまったり系の香りが。

リゼルバ:
嗅いだ瞬間はロッテブルーベリーガム、もしくは、ブラックベリー。普通に比べて若干弱めかなあ。生肉、黒胡椒など。オレンジラベルよりブーケは強い。なんせ樽熟12ヶ月らしいですから!ほんとかな、という感じにはなりますが。

(味わい)
オレンジラベル:
柔らかい酸、渋みは抑えめ。香りは熟成感があるのに、フレッシュさがありその分余韻も短め。果実味も少なめでライトボディ。でもサクサク飲める。そういうワインですね。サンジョベーゼ95%のよう。すんません、サンジョベーゼ的な感じはほとんど感じない。ただ、この手のワインは個人的に好きなので好印象。

リゼルバ:
味わいはオレンジラベルとかなり似てる。ただ、ちょっと酸味が強く出ていて、ボディも割としっかり。だから力強さはある。渋みはどっちも少なく果実味は少しだけレゼルバが強いかなあ、程度。どちらかと言うと普通の方がサラッとしている分飲みやすいかなぁ、なんて思ってましたが一緒に合わせて食べたクリームパスタの後に飲んだら印象がガラッと。

オレンジラベルの方は、酸味がもっと強く出てしまい酸っぱくて合わせるのには不適な感じ。一方のレゼルバは、相乗効果はないもののクリームの味に負けずしっかりと自己主張してまったりのクリームとさっぱりの酸味がしっかりと同居してました。

やはりレゼルバの方がしっかりしてるのね。単純に飲んだだけではわかりづらいというか自分の馬鹿舌に、がっくし、してしまいますがやっぱり比べないとわからない点がありますね。一杯だけ食前酒的に飲むならオレンジラベル。食事と通しで飲むならリゼルバかなぁ。

ただ、どちらもサンジョベーゼらしい凝縮した果実味やボリューム感は感じられないので、まぁカジュアルキアンテイの域を超えないデイリーワインでしたね。

ベルーナなのでレゼルバの値段は分かりませんが、同じ値段なら、ここはレゼルバかなぁ、と勝手に結論づけた秋の週末でした。

(オレンジラベル)
酸味 ★★★☆
渋味 ★★☆
果実味 ★★★
ボリューム感 ★★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数:75点

(リゼルバ)
酸味 ★★★☆
渋味 ★★★
果実味 ★★★☆
ボリューム感 ★★★☆
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数:77点