Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

フィアット:パンダは力強い成長だが、それ以外のモデルはすべてマイナス

車の買い替え時パンダも一瞬候補に挙がった為、こんな記事があると少しうれしいですね。あくまでヨーロッパでのお話しですが。しかしフィアット、大丈夫!?
 
*この日本語訳は、個人的趣味で辞書片手に無理やり訳しております。もし少しでもおかしな点や疑問点がある場合は必ず原文にあたってみて下さい。申し訳ないです。
 
 
フィアット:パンダは力強い成長だが、それ以外のモデルはすべてマイナス
 
 
Clubalfa.it様より引用
 

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フィアットのヨーロッパ市場状況は引き続き、減少傾向が続いている。2019年1月の販売登録台数は前年同月比に比べ9%ダウンだった。
ここ数ヶ月で既に起きているように、このフィアットの危機は、市場に出ているすべてのモデル全体と結びついている。
 
1月は、ただ他のグループとは異なるのが、フィアットパンダの販売台数は力強い成長をみせている。このAセグメントのイタリア車は、欧州で18,000台の販売台数を記録し、2018年の1月の販売台数に対して21%の成長をみせた。
 
パンダの販売上昇は、特殊ケースとして分けて考える必要はないかもしれない。すでにFCAでは、2019年の初めの多くの要求を満たすポメリアーノ・ダルコの工場の生産安定と、増産シフトで明らかな効果を狙っていることは反論できない。
 
翌何週かの間でパンダの販売台数が1月のレベルを維持し続けるかどうか、もしくは年初の特殊ケースとして考えるべきかどうか確認してみよう。いずれにせよ、記録しておかなければならないのは、パンダは絶対数として欧州全体の1月の販売台数で8番目に多く売れた車である事である。
 
上記に触れたとおり、そのほかのフィアットのモデルについては、ネガティブなデータが集まり続けている。例えば、フィアット500(チンクエチェント)は11,000台の販売台数でフィアットブランドとしては2番目に多く売れている車だが前年同月に比べ21%の落ち込みである。更に悪いデータは500Xで、販売台数は6000台強にとどまり、27%減であった。
 
最も悪いのはフィアットティーポだ。Cセグメントのファミリーに加えられるこのモデルは、闇の中におり欧州での販売台数が5000台強で、且つ前年同月比で48%減を記録している。また500Lもまた最悪な状態であり、前年比55%減の販売台数2000台にとどまっている。
 
フィアットにとって状況を悪化させてたのは、昨年7月にフィアットプントの製造を終了した点である。事実、2018年1月において、プントはフィアット全体の販売台数に貢献しており、約3000台の販売台数があった。既知の通り、フィアットはBセグメントの後継モデルを出すつもりがない。
 
このトリノの自動車メーカーの2019年初期にどういう状態になっているかを確認する為には、2月の欧州販売データが発表される数日間待つ以外に方法がない(モデルごとやブランド毎は更に数週間必要だろう)。