Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

鉄のフライパン 机上工芸舎

うちで一番使っているのがこの鉄のフライパンです。

取っ手が取れるぅ〜のでとても使い勝手がいいのです。

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こちらは机上工芸舎 湯浅記央さんの鉄のフライパンです。最初に目に付いたのが取っ手の形状。

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お店で見たときは外れるものだと思ってませんでした。付いてる状態でも可愛かったのが外して使えて、取っ手だけ下がっていてもかわいいのです。

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不安定に感じますが斜めに傾けても3点で抑えているので落ちる事はありません。

ソースをかけるときなど斜めにすることがありますが、その時ガガッっとズレてヒヤッとはしますがフライパン本体が落ちる事はありません。

ただし真っ直ぐにして下を向けると落ちますので取っ手をつけたまま下げる事はでません。

うちでは毎回使う蓋や下げられない柳宗理の小さいフライパン、鍋敷きと一緒にプレートスタンドを使って立てて収納しています。

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大体この2サイズで事足ります。

大が26㎝、中が21㎝

私は持っていませんが小もあります。

大体柳宗理の小さいスキレット16㎝と同じでしたので購入しませんでしたが作家である湯浅さんとお話しした時は小で食パンを焼いているそうです。

 

例えば朝のお弁当作り。

小さい方(中)を使います。

ソーセージを炒めた後にスクランブルエッグを作るなんかお手の物。よく熱されているのでたまごがくっつく事はありません。

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例えば週末の夕食作り。

大と中を使います。

付け合わせの野菜類(蓮根、さつまいも、アスパラなど)を大きい方でゆっくり焼いて、

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その間に小さい方はお肉を乗せて少し焼き目をつけてから魚焼きグリルにいれて焼きます。

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フライパン両方が程よく焼けてきたら小さい方のお肉を野菜の入った大きいフライパンに乗せます。

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そして肉汁が出ている小さなフライパンでソースを作ります。

そしてそのソースを大きなフライパンのお肉に満遍なくかけるのです。

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そして熱々のフライパンのままテーブルにサーブ。黒の大皿に早変わり。

ただし注意が必要なのはお皿に見えるのでついつい触ってしまうこと。

昨日もフライパンであることを忘れて動かしてしまいました。

とにかく熱々のまま料理を提供できるのがいいです。

 

鉄はそれほど厚みがないので重くて大変と言うこともないです。

鉄はテフロンと違ってこびりつくから嫌。

わかります。

私もそうでした。

でもテフロンはどんなに高いものを買ってもいずれはコーティングがはげてきてくっつく様になります。

テフロンのようなくっつかない調理器具には

ペルフルオルオクタン酸 (PFOA)という合成化学物質が使用されています。

これらの調理器具は高温になるとコーティングが壊れだし毒性ガスを排出します。

調べてもらえば色々と出てきますが、体内での悪影響が考えられます。

テフロンのフライパンは持っています。

30㎝なので大量に炒める時など使ったりします。病的に神経質にはなっていませんが率先して使いません。

油を引いてよく熱しうまく剥がれない時は無理に取らず少しだけ火から外して置いておくとぺろっと剥がれます。もしくは濡ぶきんの上にフライパンを置くと鉄が収縮して密着した食べ物が剥がれます。

 

鉄って錆びるし面倒くさい。

そう思ってる方も多いかもしれませんが、

手入れに気を使った事はありません。

ふつうに洗剤で洗います。

作家の湯浅さんも油を塗って保管するってちょっと気持ち悪いですよね、たから洗剤で洗っていいんですよとおっしゃってました。

本当はここで温めて水分を飛ばすのがいいのですが私は面倒で自然乾燥しちゃいます。

ただ錆びてしまったらスチールたわしなどで錆びを取って今度はコンロできちんと温めて乾かし少しだけサラダ油やオリーブ油を塗っておくと安心です。