Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

天然酵母自動コース:パナソニックHB SD-MDX101

今回は天然酵母の自動コースで焼いてみました。7時間かかります。

天然酵母の自動コースとは別にまず天然酵母を24時間かけて作り用意することが必要です。

そして材料を入れる順番としてはその酵母を最初に入れます。あとはイーストのパンと同じ粉、塩、砂糖、水です。

今回もレシピ通りでなく自分の配合でつくりました。

・はるゆたかブランド270g(レシピでは300g)

・薄力粉30g(レシピではなし)

・塩3g(レシピでは5g)

甜菜糖10g(レシピでは17g)

天然酵母25g

・水180g

かなりべたついた生地になりますが成形がないので大丈夫です。

ただパンケースから取り出すとがかなり大変でした。やはり油脂が入ってないとパン生地が硬くなります。パナソニックのレシピでも油脂は入ってませんでした。

焼き色の選択が出来たので「濃」にしましたがこのくらい。砂糖が少ないからか意外に焼き色薄め。

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天然酵母のパンもフランスパンまでではあませんがかなり苦戦してやっと出てきた!

バンバントップを叩きつけたのでクラストがボロボロになってます。

結構ハード。フランスパンの天然酵母版って感じですが前回作ったフランスパンほど気泡は入ってません。
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デュアリット(ポップアップトースター)で焼くので5枚切りの厚さにスライスしましたが少し厚めだったので無理矢理突っ込んで焼いたら焦げました。
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噛み応えありです。

薄力粉も混ぜてるため準強力粉のようになりますので味がフランスパンです。

さっくりしていて美味しい食事パンです。

油脂やスキムミルクなどが配合されてない分ダイレクトに粉の味を感じられます。天然酵母が時間をかけて発酵するので優しい甘みも感じます。

 

気軽に使える天然酵母はいくつかあります。ホームベーカリーでは推奨ではないですがあこ天然酵母。ホシノに似ています。ホシノより安いので沢山作る方は少しお得です。

上記は事前に発酵させないとならないのですが

下の2つはドライイーストタイプなので酵母作りの手間がいりません。

風と光の有機穀物で作った天然酵母や秋田白神の白神こだま酵母などがあります。この白神こだま酵母は独特の甘さ香りがありシンプルなパンを焼くとそのくせが前面に出てくるので個人的には少し苦手ですがホシノ天然酵母は酸味や変な甘みがありません。時間がかかりますがもし天然酵母が使えるホームベーカリーをお使いでまだホシノ天然酵母でパンを作ったことがないのでしたら是非作ってみてください。出来上がったパンは時間が経つと味が馴染み味わい深くなります。イーストのパンよりも常温保存が長く出来ます(夏はやはり足が早いですけど)