Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

Trinity ONE コーヒーブリュワー

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オーストラリアのコーヒーメーカーです。

私が所有しているのはウォールナットエディションと言うものでファーストバージョンです。今は後継が出て更に使いやすくなっています。

さてこちらは図体はデカイですが電動ではありません。

ドリップコーヒー、浸漬コーヒー、プレスコーヒー、コールドブリュー、エスプレッソスタイルコーヒーが作れる一台6役のとてもユニークなコーヒーメーカーです。

 

酷評している無印良品の粉から挽けるコーヒーメーカーですが私が購入した初期バージョンに関して言うと、ツインバードでメンテナンスしてもやはり豆が均一に挽けなかったりコーヒーの味が薄くて酸味を強く感じたり(豆を通常より多くしてもハンドドリップの方が美味しか感じました)ミルの音が大きいのと豆がなくなってもストップせずある一定時間空挽きし続けるなど色々とストレスが溜まり手放しました。

コーヒーメーカーはとにかく放っておけばコーヒーが出来ますので忙しい朝には本当に重宝するのですが無印のならばむしろハンドドリップの方がストレスが溜まらなくなりました。

このトリニティーワン  、

●ハンドドリップで使用する場合はハリオV60 No.2〜3もしくはケメックスの6カップ用のペーパーを使用します。

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私はkinto の✳︎caratというステンレスフィルターを使っています。本当はKONE 3rdステンレスフィルターが欲しいのですがkintoの彼がまだ全然使えるのでもったいないから使ってます。

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こうやってここにセットします。

✳︎caratはハンドドリップ用のステンレスフィルターなのでガラスのホルダーが付いていますのでステンレスフィルターだけ使用してもいいのですがガラスのホルダーも一緒に使ってます。その方が後のお手入れも楽なので。

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私は通常朝2杯淹れますので18gの豆に250〜300gのお湯を使います。最初30gから40gのお湯で45秒程蒸らし残りのお湯ゆっくりと全部注ぎます。

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全て落ちるまで2分半程かかります(全部落とすと雑味が出ますのでその前にフィルター外します)付きっ切りでお湯を注ぎ足しさなくて良いので楽です。

●浸漬コーヒーはFilter House(画像下) と言う手動エスプレッソコーヒーメーカーに装備されているハンドル付きのフィルターに丸いステンレスフィルターもしくはエアロプレスのペーパーフィルターを入れてTrinty ONEに取り付けます。

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Brew Chamber と言う真ん中の透明の筒の中に

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コーヒーの粉15gとお湯250gを入れ2分半そのまま浸します。

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その際Flow Controlと言うFilter Houseの下についている開閉式の蓋を閉じた状態にします。

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そうするとBrew Chamberでコーヒーが留まります。時間が来たらBrew Chamberの蓋を開くと浸漬コーヒーが落ちてきます。味はコクがありまろやかな味になります。

プレスコーヒーはこの3キロ程の重量があるCylinderという棒を使います。

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浸漬式コーヒーと同じ様にBrew Chamberにコーヒーの粉とお湯を入れますが時間を待たずにCylinderをBrew Chamberに差込み手を離すと

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Cylinder 自身の重さでゆっくりとプレスさせます。圧がかかる事でプレスコーヒーが出来上がります。

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フィルターハウスは

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コーヒーの粉は捨ててざっと水で洗うだけ。

ステンレスの丸いフィルターをまだ購入してないのでペーパーフィルターにしたのであっさり目ですがネスプレッソのカプセルみたいなコクのあるコーヒーになりました。

エスプレッソ風コーヒーはまだやったことはありませんがプレスコーヒー同様にこのCylinderをBrew Chamberに差込み力任せに押します。そうするとプレスコーヒーよりも圧が強くなり多少クレマが出来るエスプレッソ風になります。

お手入れも特に面倒でないのと美しい木目のカリフォルニアウォールナットの見た目が好きなので今はこれを使って淹れるのを楽しんでます。

 

Trinity One Coffeeは初回はクラウドファンディングで支援者を集った商品でしたので、(勝手な想像ですが)購入を希望する場合は大元の会社Alternative Brewingで直接問い合わせ(送料等は重量やかさがありますので結構かかるかもしれませんが)注文は可能だと思います。関税等はかかるかもしれません。そこら辺は本当に購入する場合調べた方が良いと思います。

私は消耗品を問い合わせて買いました。とても親切に対応してもらいました。