Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

ジョージ15世 (Georges XV)

今回飲んだワイン

品名:ジョージ・15世 (Georges XV)
生産者名: SLAUR SARDET
格付:なし (Vin mousseux)
国:フランス
地域:ブルゴーニュ
品種:アイレン
ヴィンテージ:N.V.
価格:657円(税込)

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ラベルから安ワイン感がバシバシ伝わってくるようで、結構好きです。
もう飲む前から、こんな感じかなぁ〜、なんてイメージできそうなスパークリングワイン。
名前も「ジョージ15世」。なんの由来があるのでしょうか。輸入元がベルーナなので、これもベルーナ特有の生産者の顔をなるべくおおっぴらにみせないやり方で、どこのワインなのかさっぱり検討もつきません。
フランスワインであって瓶詰めもフランスのようですが、すべての情報はベルーナのHPに行かないとダメのよう。
でも、それが安ワインですよね。ある意味、なんの先入観も持たずに飲むことになるので、飲む側も試されているような気になります(汗

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色:思ったよりもゴールドがかってはいるが薄いレモン色。
炭酸:見た目は弱め。いくつか泡の立ち筋が何本か見える程度。
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香り:著しく弱い。軽くレモンやグレープフルーツなどの酸っぱめの柑橘系とユーカリなどのツンとするハーブ的な香りもあるにはある。

炭酸:かなり弱し。
youtu.be


味わい:少し苦味を帯びた酸が心地よく喉をとおる。若干の甘味があるのでドライさを求めるとちょっと残念になるが、爽やかなスパークリングでもある。ただ、このクラス特有のボディの弱さはいかんともしがたく、炭酸で誤魔化さなければ、相当ペラっと感が出ているだろう。
やはりキンキンに冷やしてガンガン飲むのに適しているワインと思うが、そう思いきや少し温度が高くなってくると、不思議と甘みが消えてもう少しボディに力強さが増してくる。おぉ、意外だ。
価格相応の安スパークリングワイン。また買うか、と思うとかなり微妙だが、金額考えれば十分美味しいワインです。

酸味 ★★★☆
ドライ度 ★★☆(時間経つと★★★)
果実味 ★★☆
ボリューム感 ★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 62点