今回飲んだワイン
品名:ラサ・ヴィニョ・ティント(RAZA VINO TINTO)
生産者名: ALTANZA
格付:D.O.C
国:スペイン
地域:リオハ
品種:テンプラニーリョ 100%
ヴィンテージ:2020
価格:各種11本組み合わせセットで9,878円(税込) の中の1本だったので、1本898円ですね。
ベルーナの怪しげなというと大変失礼ですが、赤白スパークリングワインを組み合わせた11本セットの中にあったワインです。ベルーナのこのセット、当初は大変お買い得なのかもしれん!と続けて購入していた時期もありました。ただ、味わいが似通っているケースが多かったり、日本向けのラベルを使っていてワインの情報がネット上だとベルーナからしか得られず、海外の情報が皆無、という場合もあるのでそのうち敬遠するようになってしまいました。実売価格が分からないとお得感も感じられませんので。ただ日本向けラベルで独自ルートにして価格競争をさせず、安定した利益を出すということかもしれませんので一概に高い値段であることもないでしょうし、利益率がある分高品質なワインを安く提供するってことなのかもでダメなわけではないとは思います。むしろ味わいと価値は自分で確認しろ、と挑戦されているのかもしれません。
なるほど。ならばこちらも覚悟して飲まねばなるまい。一体自分ならいくらで飲むワインなのか?と。
香り:ブラックベリーになるのかなぁ、かなり濃い感じがするベリー香、ミントやツンとする青草、ソーセージのような軽い燻感、ヨーグルト的なマロラクティックもあり。
コルク:圧搾タイプ
色:濃いルビー色。色ではないですが、グラスにくっついくるワインの跡がアルコールと糖度の高さを感じます。遠い昔ワインの涙と呼ぶ、と習った記憶がありますが、まぁそんな大そうな呼び方は好かんです。
味わい:アタックからかなり強い酸と渋みが、お互いが殴り合いながら近っいてくる感じ。俺が先ダァ、とかいいながら結局同着でしたみたいな感じでしょうか。
すこーしだけ舌にピリッとくるようや炭酸的な刺激もあったりでフレッシュなイキイキとしたワインです。深みはあまりないし余韻もさっきの殴り合いはどこ?というぐらい超速で去っていく感じで、パワフルだけど重みを感じさせないワインではありますが、夏にそんな重み、いりまへん。
きりっきりに冷やして、酸とタンニンの喧嘩を夕暮れみに和みながらベランダで楽しむ、そんなワインでした。
で、結局このワインはいくらだったら自分なら買うワインだったのか??
酔っ払ってどうでも良くなったので、忘れることにします。。。。
酸味 ★★★☆
渋味 ★★★☆
果実味 ★★★☆
ボリューム感 ★★★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)
個人的な点数 78点