Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

玉川屋 秋の新作他 祖師谷大蔵

今回、玉川屋で買ったのは3つ。どら焼き、栗蒸し羊羹、かぼちゃ饅頭。

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秋の新作、かぼちゃ饅頭150円。

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見た目は可愛いかぼちゃ。カットするとかぼちゃこし餡がたっぷり入ってました。

実食。

まず、一口。

うーん、かぼちゃの甘さがあまり感じられない。そしてあの青臭ささがあるかぼちゃの味が強くてしばらくすると甘みが来た。次に感じるのが重曹を使った皮が少し苦く、餡とバラバラになると言うか、テクスチャーが少し硬め。上のかぼちゃの種風のナッツ、かぼちゃの種は平べったく外は緑で中は白なので、これはふっくら大きめで外に茶色い皮が付いていて中が緑色だったからピスタチオかな?を一緒に食べた時香ばしくて美味しかったが、それはナッツの味。良いアクセントにはなっていた。
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毎回季節の新作を買ってみますが、なんとなく満足できずです。私もたべるのチャレンジし続けます。

どら焼きもじっくり味わって食べたことなかったですが、玉川屋のどら焼き(160円)の皮はカステラに近い感じで、しっとり感はあまりありません。どら焼きの皮ってしっとりしていてサクッとした食感で縦に割れるというか霜柱みたいな。

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でもこのふっくらサクッとした皮はそれはそれで美味しい。大きな口を開けないと食べられないくらいたっぷり餡が入っていて厚め。餡は少し甘みが強くしっとりと言うよりはよく煮た感じでしっかりとしたあんこです。とてもお得感があるどら焼きでした。
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栗蒸し羊羹(170円)も久しぶり。

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むちっとした蒸し羊羹の食感で甘さ控えめなのが好き。栗の甘露煮が甘いので良いバランスです。一本売りで600円でした。大体4個分位で一本だったから80円位お得なのかな?今度は一本で買ってみよう。

街の和菓子屋さん、リーズナブルな価格で沢山の種類が置いてあります。さて、次の新作は?定番の和菓子もまた買ってみよう。生どら焼きもあったのでそれも次回。楽しみです。

ざるラーメン 和風 五木

夏が終わり、ざるラーメンも冬は食べたくなくなるので最後のざるラーメンを作りました。せっかくチャーシューまで作ったのにどうして美しく盛らないのか。もう食べることが先になってざっ、どさっと盛り付けてしまいます。

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甘辛い和風だしのつけだれが癖になりますが、量が少ないけど。
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麺はツルツルすごく美味しかった。やっぱり五木すごく美味しい〜。

ル・コック・ドゥ・ラマージュ(Le Coq de Ramage) / フランス・赤ワイン

ずっと前に飲んだワインの記録、残しておいたのにすっかり忘れていたので備忘録目的でアップしました。

品名:ル・コック・ドゥ・ラマージ(Le Coq de Ramage)
生産者名: シャトーベルシェ(Ch. de Belcier)
格付:A.O.C Bordeaux Supérieur
国:フランス
地域:ボルドー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
ヴィンテージ:2016年
価格:1188円(税込)


色:エッジを中心にレンガ色が広がりつつあるルビー色

香り:ブラックベリー、マッシュルーム、いやしめじかな。いずれにしてもキノコ類の少し湿った感があって腐葉土もリンクしてくる。後わずかにブラックペッパー。綺麗なマロラクティック発酵な乳な感じも嫌味でない。
複雑な香りではないが、単独で飲んでも飲み飽きるほどの単純さではなくどちらかというとゆっくり楽しめそう。

味わいは、アタックから酸味がぐいぐい押してくるが、舌に苦みを残しながらじーんとしてくるこのアルコール感がパワフルな証明か。果実味も飲んだ瞬間は弱くてあっさりかと思いきや意外に凝縮された苺を思わせる酸と甘みのバランスが良い。全体的に調和の取れたワインで、非常に好印象。この価格ならまた買うかな。

ヴィノレジェンダ レゼルバ ソーヴィニヨン・ブラン(Vinoleyenda Reserva Sauvignon Blanc)

今回飲んだワイン

品名:ヴィノレジェンダ レゼルバ ソーヴィニヨン・ブラン(Vinoleyenda Reserva Sauvignon Blanc)
生産者名: Chilean Grape Group
格付:なし
国:チリ
地域:セントラルバレー
品種:ソーヴィニヨンブラン
ヴィンテージ:2019
価格:767円(税込)

ラベルの蛇の意味は裏ラベルに書かれておりました。
「VINOLEYNDA その由来は、古来より伝わる伝説。海を司るウミヘビの神『KAI KAI』と地を司るヘビの神『TEN TEN』の壮絶な戦いで勝利した、地の神『TEN TEN』が今もなお葡萄畑を見守り続けています。」
とのことです。

近くのスーパーで見つけてなんとなく手に取って購入しましたが、如何せんラベルが安っぽく、味もペラペラな感じがして、買っておきながらなんなんですが、全く手をつけてませんでしたが、白ワインがこれしか無くなってしまったので、購入から3ヶ月経ってようやく開けてみました。



色:少しゴールドがかったレモン色

香り:レモンの皮を、ギュッと絞った感じの柑橘香、少し麝香臭とベトロール、何故か軽くカカオ

味わい:柔らかいアタックだが酸は強く余韻も酸が支配的。ただ、ボディの構成にしっかり果実味も混ざりワイン自体がしっかりとした骨格を示す。勿論、木質的なブーケ的要素は少ないが、それでも、華やかな香りが口の中でもきちんと活きて飲む度に楽しみを与えてくれる。全く期待していなかった分、より美味しく感じてしまう。
ラベルがチープ感満載で損している気がするけどとても美味しいワインでした。

ご馳走様でした。

酸味 ★★★☆
ドライ感 ★★★★ 
果実味 ★★★☆
ボリューム感 ★★★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 82点

サモニス スペイン・白ワイン

今回飲んだワイン

品名:サモニス(SAMONIS)
生産者名: Bodegas Alanís
格付:D.O.リベイロ
国:スペイン
地域:リベイロ
品種:トロンテス、パロミノ
ヴィンテージ:表記無し
価格:各種11本組み合わせセットで9,878円(税込) の中の1本だったので、1本898円で計算。

ラベルは爽やか。涼しげなワインを想像。
ベルーナのまとめセットの一本です。ベルーナのまとめワインは、亜硫酸塩以外あまり添加物が入っていないケースが多いので、そういう意味で安心している部分もあるのですが、こちらは白ワインですが、CMC-Naが入っていました。
(CMC-Na:カルボキシメチルセルロースナトリウム / 一般的には、ワインの酒石析出防止などワイン安定化の目的で使用されるようです)

まぁ、1000円以下のワインに、造り手の苦労も知らず、やれ添加剤が多すぎる、だの味が変わるだの、偉そうなことを言うつもりもなければ資格もございません。嫌なら飲まなければいいだけ。やはりコストメリットを追求すればどんな添加物だって入れて作った方がいいのは間違いないですしね。自分は気持ち的に亜硫酸塩以外の添加物が入っているワインはなるべく避けてはいますが、今回はまとめセットですからね。しょうがないです。ただ、ラベルはフレッシュなワインを想起させ美味しそうです!




コルク:プラスチック

色:薄いレモン色

香り:グレープフルーツが代表の柑橘系、鉱物系、金属的な香りもあり、若干の揮発したオイル。

味わい:柔らかい酸が心地よく広がる。一気に広がるわけではなく、じんわり。ドライで果実味も少ないが、嫌味のないバランスで酒が進む。熟成感もなく木樽とは無縁な、フレッシュ命なワインではあるが、ソーヴィニヨンブランの若々しさを楽しめるカジュアルなワインとしては十分。1000円以上では手を出す事はないが、それ以下ならケガの少ないワインかな、と。ただ、この手のワインは山ほどあるので、リピートにはならないですかね。

おっと、いずれにしてもベルーナ様はこのまとめワインに入っているワインの単体売りはかなり高い価格設定をしてきますので、よもや単体で買うことはまずないですが。。。
ベルーナのHPでは、1,298円(税込)でした)


酸味 ★★★☆
ドライ感 ★★★☆ 
果実味 ★★★
ボリューム感 ★★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 72点

カテドラル デル マル カベルネ・ソーヴィニヨン(スペイン・赤ワイン)

今回飲んだワイン

 

品名:カテドラル デル マル カベルネ・ソーヴィニヨン(Catedral del Mar Cabernet Sauvignon)
生産者名: ボデガス・フェルナンド・カストロ(Bodegas Fernando Castro
格付:D.O.
国:スペイン
地域:バルデペニャス
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
ヴィンテージ:記載無し
価格:968円

 

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コルク:圧搾コルク

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色合い:中程度のルビー色

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香り:ブラックベリー、ほうれん草、漢方薬ブラックベリー、少しスモーキー

 

味わい:まず酸が強い。でしっかり渋い。ヴィンテージがないので、いろんな年のブレンドなのでしょうか、ただ果実味で押し通す図々しさはなく、きちんとフレッシュさを残しながらバランスをよく出している気がする。
勿論、軽さは否めないが余韻は苦味とともにそれなりに続くので価格以上のクオリティは少し感じました。カジュアルなワインですが幅はある。ただ、2車線ぐらいの幅ですが。。。

1000円前後は割と質の上下があるのでそういう意味では失敗しなかったワインでした。

また買いたいか、と言われると。。。

 

酸味 ★★★☆
渋味 ★★★☆
果実味 ★★★☆
ボリューム感 ★★★☆
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 76点

 

ミリアンソ・ピエモンテ・ドルチェット (Miliasso Piemonte Dolcetto)・イタリア赤ワイン

今回飲んだワイン

 

品名:ミリアンソ・ピエモンテ・ドルチェット (Miliasso Piemonte Dolcetto)
生産者名:デッツァーニ (Dezzani) 
格付:D.O.C ピエモンテ
国:イタリア
地域:ピエモンテ
品種:ドルチェット
ヴィンテージ:2020
価格:898円(各種11本組み合わせセットで9,878円(税込) の中の1本だったので、1本898円と計算してます。ベルーナのHPでは単体で購入すると1518円。。。ちょっと高く設定しすぎではありませんか??)

 

ベルーナの11本セットのうちの一本ですが、今回はどうか。ベルーナの販売方法は決して好きではないですが、ハズレは少なくワイン自体は楽しめるケースも多いので、今回はどうでしょうか。

 

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コルク:プラスチック


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色:比較的明るいルビー色


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香り:ストロベリージャム、少しカビっぽさ、青草、たばこの葉、複雑さはない

 

味わい:アタックは、酸中心。ドライで突き抜けるかと思いきや、余韻には渋みと果実味が少し残りバランスを保つ。飲み終わった後の方がぼんやりとですがどっしり感が出るので割とパワフルなのかも、と、思うが、また一口口に含むと酸味が主張する。こりゃゆっくり飲む事を楽しめってという事ですね。美味しいですが、特に可もなく不可もない味わいで単体で買うことはないですが、一本898円と考えれば十分に楽しめるワインです。

 

酸味 ★★★☆
渋味 ★★★
果実味 ★★★☆
ボリューム感 ★★★
(5点満点、★1点 ☆0.5点)

個人的な点数 76点