Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

煎じ器 ウチダ煎治(廃盤)

毎年受けている人間ドック。多少の問題はあるにしても経過観察。でも一つ今回気になったのが、胆嚢。

昨年胆泥、今年胆砂。泥から砂へ固まった。そこからなんとなく気になり始めたのが、胃痛が結構あって、逆流性食道炎だと言われてたけど、最近胃が痛くなるのがみぞおちのあたり(胃の始まり)ではなく横隔膜の右側あたりが痛くなってました。そこを押すとズーンと痛い。調べてみるとそこは胆嚢でした。そして泥から砂の蓄積によって胆汁の分泌がしにくくなっているのではないか?と勝手に解釈しました。食後の調子も悪いのです。消化不良でずっと満腹状態。胆汁ってそれまで調べた事もなかったのですが、油物など食べた時に分泌して消化分解してくれるものだそうでこれが出にくいので胃もたれして朝食べたら(スムージーやホットオートミール)夕方までお腹が空かずそれでも目だけはお腹空いてるので無理に食べてしまうという悪循環になっているのだから痩せるわけでもない。むしろちゃんと消化してないので逆に太って来た。そこでアイハーブで胆嚢用のサプリと古来日本で受け継がれているウラジロガシの葉を煎じて飲む、はいせき茶というものを見つけて飲み始めました。アイハーブのサプリは牛の胆汁やアミラーゼなどが配合されたて飲み始めてから胃痛がなくなり快便になりとにかく快調でしたが、酵素も入っていて朝何度もトイレに行くはめに。ハーブベースのサプリメントへ変更。はいせき茶は一か月飲み続けています。私、殆ど水分を摂りません。まず無糖ですが味のあるものしか飲めないのでお茶、コーヒーは飲みますが、水単体で飲むのが辛いです。水分が少な過ぎるのは胆石を作ってしまう原因でもあるそうなので、石を出すと言われているはいせき茶を毎日煎じて1リットルから2リットル飲んでいました。

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効果のほどがわからないので、オーガニックのタンポポ茶(根)を煎じて飲みはじめました。これも胆嚢に良いそうです。はいせき茶はティーバッグに入っていたのでこの煎じ器で淹れることもなかったのですが、タンポポ茶は乾燥した根っこの微塵切りなので、この蓋が役に立ちます。まるでごぼう茶の様に香ばしく飲みやすい。

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こちらの煎じ器はすでに廃盤で今はマイコン制御のものが3万円位で販売されています。こちらは30分にダイヤルタイマーを合わせ、高温で沸騰して5分経ったらレバーを中火にして放っておきます。
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終わるとチンと昭和な音がします。漢方を煎じる時はやはり吹きこぼれや煮立て過ぎて濃くなり量が減ってしまうという事もありますから煎じ器は便利です。もちろん粒の麦茶なんかもこちらで作れます。専用の家電になるので頻繁に使わないと無駄になりますけどね…。