Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

キッチンのブリック タイル

今、物件探しについても書いていますので途中で重複するかもしれませんがこちらは購入後はリノベーション部分特にキッチンに関して平行して記事にします。

リノベーション会社はマンションを買う前から決まっていました。独特のデザインと社長と直接話したその日にリノベーションはここにお願いすると夫婦二人で決定しました。

マンションが決まってローンをの支払いが始まってもとにかく人気で忙しい工務店さんなので約4ヶ月弱待ちました。

 

リノベーションはとにかく色んな事ができる、インダストリアルもいいけどフレンチテイストもいいいやシュッとしたスタイリッシュな感じも、北欧は?なんてどんどん悩みます。

でも私達が選んだ工務店はゴツゴツガサガサゴーンってイメージ、イージーライダーな作り込まないでもしっかりディテールにこだわる。職人の仕事をするそんなイメージです。

整い過ぎていないのがいいなぁと。

そしてキッチンもガサガサがいい!

積み上げたレンガの様なのがいいなぁとも思いアンティーク感があるブリックタイルにしました。でもイメージは白っぽくグレーっぽく茶色っぽいような、いわゆるレンガ色オレンジ色は重々しくなるのでとにかく色々探してサンプル取り寄せてました。

 

リノベーション、あれもこれもやってたらマンション購入価格と同等にだって膨れ上がります。出た見積もりは予算より数百万越えだったでしょうか。ここからは夢から現実、辛い削るという作業になります。キッチンは最初からブリックを貼りたいと考えていました。

でもブリックでもタイルでも職人さんが入ります。人数と入る日数で金額がかかります。

ブリック自体が高くさらに職人さんが入ると削る予算が削れず、もうブリック諦めます!肩落ちまくりで打ち合わせしていましたら、設計士のFさんと現場監督Tさんが「自分たちでやりましょう、手伝いますよ。」と提案して下さいました。

なんと?!そんなことが出来るのか?

どれだけ手伝ってもらえるのか?

本当に自分達で貼れるのか?

…不安。

材料は施主支給

ここから怒涛のブリック探し。

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実際に行けたのは原宿のADVANアドヴァン

相方不在のため一人で探しまくる。

どれがいいんだかもう分からなくなり決めなきゃ行けない焦りで一杯。

 

工務店で良く使う煉瓦屋さんを聞いて

サンプル取り寄せ。

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見本の本同梱されていなので雰囲気をイメージ。

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またブリックって重いんです。

しかも全部が同じ色でなくミックスで貼りながら雰囲気を見るのでサンプルだけじゃ実はイメージが付きにくい。

でもリノベーションってイメージを膨らませて考えないと。

 

キッチンシンクや引き出しなどを入れる前に壁にブリックを貼らないとなかった為ブリック探しと決定までに1週間程しかありませんでした。しかもゴールデンウィークの少し前だったため時間がありませんでした。

 

とにかくリノベーションは限られた時間内での決断の連続です。

本当に大変。

決めたことを振り返って後悔してると病気になります。

…なりました。

入院しました…。

 

ブリックはゴールデンウィークの工事がお休み中に休み返上で貼りました。

ゴールデンウィーク初日FさんとTさんお休みなのに朝一で来て下さいましてTさんは多分前日までににブリックを貼る位置を墨引きして下さってました。

申し訳なさと感謝で一杯。

 

貼る当日は全てが用意されているとおもっていましたが接着剤が工務店にあった使いかけがほんの少し。

最初に手ほどきを受けてずっと手伝ってもらえると甘い考えを抱いていたら人数はいても接着剤がないみたいな。。。

始めてしばらくして接着剤が終了。

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接着剤ネットで探しまくりホームセンターをはしごしました。

 

実は貼る前にもやる事はあります。

すべて一つの色ではないので貼った色合いを考えなければなりません。

床に貼った状態の向きでイメージ通りの色合いになるようにブリックを並べます。番号をマスキングテープに書いて一つ一つに貼っていきます。その順番に壁に貼っていくのです。

キッチンの壁にはライトや換気扇も付きますのでその部分はあらかじめTさんがカットして下さったものをセットしながら色を合わせます。

 

ただ実際に貼っていくと色のバランスが床で見たのと違ってきて途中から貼りながら色を見ていくと言うやり方に変えました。

とにかく時間がかかります。

 

脚立も職人さんのはお借りできなかったので自分達の家で使っていたIKEAのものなので高いところは手を思いっきり伸ばしてブリックを貼ります。

まずは目地を埋める前にブリックだけ貼り終わります。慣れないこともあり二人がかりで朝から始めて丸2日はかかります。


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ブリックは塊のブロックを積み上げた感じに見えるように目地のセメントをガッツリはみ出させたりしなければならないのですがそれ風に作り込むのって本当に難しい。

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途中目地のセメント剤は足りなくりゴールデンウィークと言うこともありホームセンターで似たものを探しFさんにメッセージで何度も問い合わせしたり、立ったりしゃがんだり翌日完全に筋肉痛になりました。

全部貼った翌日目地を埋める作業です。

目地はベージュにしました。塗っている時は水を含んでいるためかなり濃かったのですが乾くとほぼ白でした。

これもとても大変な作業でセメントが硬すぎると積み上げたブリックの感じが出ませんし、緩すぎるとたれてきます。

生クリームを絞るように絞り袋にいれて絞る人とそれを伸ばす人との役割分担で目地を埋めて行きました。

下から始めたので上に行くにつれて慣れてそれなりに見えてきました。


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終わった時は嬉しいんだからなんだか。

疲れ切ったのととりあえずキッチンが入る前に間に合ったのとでただホッとしました。

 

とにかく大変でした。

またやるか?と問われたらお金払うからお願いします。

 

こんなに頑張りましたが、ここに換気扇が入り

棚も付き棚に物を乗せたら結構見えなくなりました。

 

あと、これは後から注意点としてTさんからお聞きしましたがセメントがポロポロと落ちてきます。普通に綺麗に目地を埋めていたらそんなことはないのでしょうが、わざとガサガサにしているとではみ出した部分が乾いて毎日ポロポロと破片が落ちてます。

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なんとなく毎回気になってますので卓上用の小さな箒と塵取り、よく外国でテーブルクロスのパンくずを取るようなそんなものがあればなぁと思います。