Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

曲げわっぱ

お弁当箱はたくさんあります。

曲げわっぱです。

柴田慶信商店の物です。

ほかにはおひつ、飯切、バターケース、パン皿などです。

少しずつ集めていたらこんなにたくさんになりました。

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とにかくお弁当を詰めた時に収まりがいい。

ご飯が美味しいといいますがそれはよくわかりません。白飯は何に入れても美味しい!飲むくらい好きですから。プラスチックのお弁当にいれてもお弁当は美味しいです。

でも杉香りがご飯に移りいつものご飯とは違った味わいになるので曲げわっぱはいいのだろうと思います。よく言われるのは余分な水分を杉が吸ってくれてご飯か冷えても美味しくなると言います。

 

私は曲げわっぱの形や詰めた時の見栄えが好きです。

 

無塗装の曲げわっぱは手入れが面倒ではないかと思われるかもしれませんがそれほど大変ではありません。

食べ終わってもすぐに洗う必要はありません。

なので職場で洗って来なくて大丈夫です。むしろ洗ってしまってちゃんと乾かないまま持って帰られる方が心配です。

家に帰ってきたら少し水に濡らして昔ながらのホーミングとタワシでゴシゴシ擦って汚れを取るだけです。ご飯粒のデンプンが残っていると黒くなってしまうことがあるためです。梅干しの色は残ってしまいますが洗っていくうちに薄くなってきます。卵は黒く変色する事がありますので気になる場合はラップを卵にだけかけておくと良いです。よく乾かしてから使わないとカビの原因になるため最低2個のお弁当箱を順繰りに使います。

よく洗い、よく乾かす。

これだけ守っていたら長持ちします。

隙間が開いてしまったらメインテナンスしてもらえますから東京なら浅草路面店三越本店へ持っていけば良いでしょう。

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相方によく使うのはこの長手弁当大一番下です。その上が長手小です。一番上はおさなご弁当で小さなおにぎりが2個入るくらいです。ご飯だけ持って行ったりするのにもちょうどいいです。

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このつくし弁当もよく使います。

二段ですのでかさばりますが、

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入れ子式なので食べ終わったらコンパクトにして待って帰れます。

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つくし弁当下の段の蓋を別に注文しました。これがあれば小判弁当箱として一段でも使えます。

珍しいのは三段弁当

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こちらも入れ子式ですので全て一番下のお弁当箱に収まります。

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三段弁当は注文して買いました。

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バターケース寒い場所で育った杉で作ったケースですから冷蔵庫の環境にあっていてなかなか入っているバターが硬くなりすぎないというものらしいですが実際はそのまま冷蔵庫に入れておくのと変わらない気もします。

直接バターを入れていたらバターの香りが移ってしまってかなり乳臭くなり今は使っていません。

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熱湯で煮たり色々やってみましたがもう臭いは取れません。本当は1膳分のご飯をこれに入れて職場に持っていきたかったのですがご飯は無理です。

 

↓冷やご飯や冷凍ご飯を蒸す時に便利なのがこのセイロ。

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蒸しても水分を杉が吸ってくれますのでべちゃっとならず、
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おひつ代わりにもなり便利です。

おひつと言えばこれ。

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上のがおひつ5寸2合用です。実家の屋根裏に6寸3合用がありますが未使用のままです。

柴田慶信商店のおひつはこの三角形のかば留めが特徴的です。

おひつは3合炊いたとしてまずは土鍋からお茶碗によそうのでその残りを入れると2合でちょうどいいです。冬場は2日ほど入れておいてます問題ないですが夏場は入れっぱなしにしておくといたみます。特に玄米や混ぜご飯はすぐにダメになります。夏に枝豆ご飯を作っておひつに入れておいたら翌日枝豆が糸を引いていました。家族が多い、ご飯をよく食べる、冷やご飯が好きな家庭はおひつは重宝しますがそうでないと冬は量が少なくなると乾燥してしまったり夏は腐ってしまったりするのでそれほど食べないならあまり大きくない方がいいかもしれません。

おひつの下の飯切は酢飯などを作ったり釜揚げうどんやそうめんなんかを入れて食べるといいです。

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おひつも飯切も柴田慶信商店の物は内側の底をろくろを使って丸くカーブしているのが特徴でご飯が取りやすくなっています。

 

お弁当箱は1万円前後、おひつや飯切は3万以上しますので簡単に買えるものではないのですが私は曲げわっぱのお弁当箱におかずを詰めるのが好きなので高い買い物ですが楽しんでお弁当が作れます。開けた時に相方がどんな顔して食べるのかなぁと想像しながらお弁当箱に詰めていきます。ご飯とおかずと分けずに大体ご飯の上におかずを乗せてしまいてんこ盛りなお弁当になりますがなんかそれでも美味しそうに見える不思議なお弁当箱、曲げわっぱです。