星野富弘さん、大学卒業後体育の先生として勤務して2ヶ月半顧問だった体操のデモンストレーションで着地に失敗、脊髄損傷で首から下が麻痺、絶望の淵事故当初から母親の献身的な介護とご本人の努力により口でペンを持ち文字を書き素晴らしい水彩画を描く画家となった方で私も十代の頃彼の自伝を読んで衝撃を受けました。
群馬に富弘美術館というのがあると知り、
植物、時に花を描いていらしゃるのが有名ですがこの度動物の絵の展示を9月2日まで開催ということで行ってきました。
画集では見た事がありましたが本物をじかに見て本当に感動しました。
登山にも魅入られ体育の先生になるくらいとにかく体を動かしていた人が24歳で四肢が一切動かなくなるという状態になってしまった時の気持ちを考えると絵にしたためられた詩の重さがダイレクトに心に響きます。一つ一つの絵を見て詩を読んで涙が出ていました。
私が持つ日々の悩みなど本当に取るに足らないものなのだと思いました。
とても有意義な時間が過ごせました。入場料は500円で営利ではないのだなぁと感じます。
人里離れた場所にありますが美術館の裏にはこんな自然の風景がありとてもステキな所ですので興味のある方は是非訪れてみてはどうでしょうか?
群馬の富弘美術館へ行った帰りお昼ご飯に食べログでも評価が高かったはやぶさ食堂へ寄りました。
駐車場の野原と道路の差が激しく相方愛車底を擦ってしまいブルーでしたがここははやぶさ食堂に思いを馳せましょう。
ちょうど昼時に入ったので一階の席はいっぱいでした。
ちょっとお時間頂きますけどと二階に案内されました。
外の坂を登って二階へ。
私たち以外に2組。
葬儀会場にあるお悔やみの食事を摂る様なテーブルです。
店内にはテレビ出演の写真がいくつも飾られていました。
私は天ぷらうどん750円、相方はソースカツ丼と半ラーメンのセット1010円。
ちょっと待つと言われてなんと待つ事1時間15分!隣のお客さんテーブルにうつ伏せになって寝てました。
うどんは茶色っぽいので地粉を使っているのだと思います。
これは期待できます。楽しみです。
食べてみると冷水で締めた感がなく表面がふやけていました。コシもそんなにありませんでした。メニューの写真では舞茸の天ぷらが付いてましたが今回はありませんでした。天ぷらは冷めてもサクサクで美味しかったです。
ソースかつ丼は1番人気です。上州はかつ丼と言えばソースかつ丼ですので一度食べてみたかったので楽しみです。
かつの豚肉は薄めでももの部分と思われ脂が付いていないのでしつこくなくもたれず柔らかくそしてサクッと食べられます。ソースはウスターですがかなり甘い味つけで下に敷いてあるキャベツの千切りで味が調和されます。ただ相方にとっては少し甘すぎた様で半ラーメンの塩味が助かったと言ってました。
このラーメン、見た目普通の鶏ガラ系の中華そばの様ですが味が不思議。魚介系のだしですが煮干しやあごだしでもなく貝?カツオ?何が凄く強すぎるそんなベースです。半ラーメンくらいでないと味に特徴があり過ぎ、麺も粉っぽいさを感じてノーマルサイズだと全部は食べられないかもしれないです。
値段の割にボリュームはありますが1時間15分待った感動の味かと言うと…普通でした。
オーダーして20分程待って食べられたなら値段も安いですしよかったねとなったかもしれません。
勝手な憶測ですがメディアの露出で以前より集客が増え改築もしキャパシティオーバーになっているのではないかと感じました。とにかくお店の人が必死の形相で気の毒なくらいでした。先客の方ももう店主がいっぱいいっぱいだからと私達に教えてくれました。
ロケーション的にこちらに伺う機会がないのでもうないと思いますがお土産に
ナスとミョウガを頂きました。お心遣いに感謝です。1時間15分の待ち時間はこれで相殺という事で(´∀`*)