今回飲んだワイン
ワイン名:カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロ (Casa Vinicola Nicolello)
国:イタリア
格付け:D.O.C.G BAROLO
ぶどう品種:ネッビオーロ100%
ヴィンテージ:2008年
価格:おおよそ4000円程度と想定(3本1万円セットの1本)
色合い:全体的にガーネットで熟成感がすぐに見て取れる。
勿論コルクモ普通コルク
香り:ベリー系の香りはかなり遠くに行ってしまって、こちらからお伺いしないと返事をしてくれない感じ。圧倒的にブーケ中心だかドライなブラックベリーで少しだけベリー香があり、古びたタンスからのちょっとしたカビっぽい感じやベーコンのような燻製的な曇感、腐葉土で年数分の落ち着きを感じる。
味わい:シャープでかなりドライ。しっかりとした酸が全体を支配する。うーん、少しドライ過ぎて既にピーク過ぎたかなぁ、なんて偉そうに考えてる間もずっと香りが残る感じで余韻も意外と長し。 果実味がかなり少ない分ワインとしてのふくらみにはかけるしドライ過ぎるから料理と合わせるのも、難しそう。その分ナッツのようなものでゆっくり単独で飲むのがベストかも。 うん、アーモンドとくるみが欲しくなってきた。勿論、ノンオイル、ノンソルトで。
勿論文句なく美味しいし、ドライすぎるというのも価格を考慮してのこと。なので全体的なバランスも悪くないしいいワインだろうとは想像できる。しかし、通常小売価格が4000円オーバーと考えるとコスト的にはあまりお勧めできないなぁ、というのが正直な感想。
まぁ滅多に飲む価格帯でないので辛口にはなりましたが美味しくはいただきました。
ご馳走様でした。
酸味:4/5点
渋味:3.5/5点
果実味:3/5点
ボリューム感:4/5点
(個人的な全体の点数 75点/100点)