最近話題のトリュフベーカリー 門前仲町に行ってきました。
下町のどちらかというと町工場や昔からの住宅が並ぶ道に突然あるおしゃれなパン屋さんです。
下町には山の手方面と違ってこの手のパン屋さんがあまり多くないので近所にあると非常に助かります。
このお店は、既に多くの情報がネットにあると思いますので、備忘録をかねて今回買ったパンの簡単なレビューをしたいと思います。
とにかく有名なのは、パンにこれでもかと練り込まれているトリュフのパンだそうですが、そんなことはあまりしらず、購入したのはトリュフ塩パン、クロワッサン、栗とゆず。しかし、、、、高い。まぁトリュフが入っているものはしょうがないにしても、それ以外もきっと相当なこだわりなので、金額は立派な高級パン屋さんでした。
塩パンは、、、
もう食べた瞬間からトリュフです。二口目も、そうトリュフ。3,4,5、6口目。。。。はぁ、トリュフです。あ、パンなくなった
パンの味を判断する前に自分にはトリュフが強すぎて圧倒されてしまいました。もしトリュフ好きの方であればきっと満足します。そして金額的には、このお店のラインナップの中ではとてもリーズナブル。お店にいったら是非買ってみてください。
クロワッサン
うーん。おいしいです。間違いなく。バターは強すぎず、しつこ過ぎず、生地はさっくりしているのに口のなかでまろやかに馴染む感じで、まるでお菓子のような感じ。単体で食べてもいいし、少し強めの材料を挟んでも、全く負けなさそう。もっと言えば生クリーム挟んでもいけそうなので、甘くてもしょっぱくても、万能にこなす感じ。
ただ、280円のクロワッサン。と考えると、このクロワッサンでなければ、というような掻き立てられる感じが少ないので、今度同じ価格帯のクロワッサンと比べてみたいと思います。ただ、文句なくおいしいです。
これはご近所さんの、コトリパンさんのクロワッサンの断面比較です。
左:コトリパン、右:トリュフベーカリー
下:コトリパン、上:トリュフベーカリー
下:トリュフベーカリー、上:コトリパン
値段が約半分なので、比較するのはおかしいですが、断面を見るだけでも、生地の層の作り方や全体の焼き加減など、トリュフベーカリーのクロワッサンの仕上げに丁寧さを感じます。
ただ、自分は、コトリパンのこのクロワッサン、好きです。バターの味が食べた瞬間から感じ、しかし、時間と共にこのバターの香りと味わいが変わってきて、最後に余韻にふわっとこのバターが鼻に残る感じが何とも言えず満足させます。ひょっとすると少し癖のあるバターもしくは標準的なバターを使って味を強く出てしまっているのかもしれませんが、こちらは甘い系につかうと、より味が引き立つ感じがしました。お菓子パンに丁度いいってことっすね。
栗とゆず
実は、後ろに待っている人がいたので、値段をみずに店員さんに頼んでしまったのがこのパン。後で確認してみたら、、、
いやぁ550円です(ガーン)。。。。
パンの良しあしとは全く別の視点で、小型パン1個に550円を買ってしまった自分に若干の自己嫌悪。
それでも、問題は味です。パンを切断したそばから、ガンガンの栗。こりゃ、コストかかってるわ、と感じさせる一品で生地も、しっとりもちっ、としていてちゃんとパンを食べている事を自覚できます。しかし、やはり問題は、ゆずである。どうしてもパンの中に柑橘系がはいると、強すぎる酸味が邪魔してパンの調和をくずす気がしてしまう。
・・・・いや、待て。
元々幼少のころからマーマレードのジャムを食パンにつけて食べるのが好きではなかった。ジャムといえばイチゴ!という環境で育ったのでこの感想はあくまで私個人の問題ですね。すんません。
それにしても550円とつり合いがとれるかは、是非試してご判断下さい。
いずれにしても、本格的なパン屋さんであることは間違いく、週末にワインと一緒に食べるのに買いに行きたいパン屋さんでした。また今度は別なパンを買いに行きたいと思います。
次は値札は確実に確認しますが(笑