Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

パティスリー ウルス

以前は門前仲町の方にあったお店が森下に移転してそうです。

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ある日突然民家の中に(とは言っても下町なんで山手の住宅街の雰囲気とは違いますが)ケーキ屋さんが出来ました。こんなところに大丈夫?って感じのところですが、以前からのご贔屓さんが訪れているのではないでしょうか?

ウルスとはフランス語で熊という意味だそうで看板のトレードマークも熊でした。

ご夫婦が両方パティシエとパティシェールで営んでいらっしゃるそうです。

 

開店してから事あるごとに外からケーキと価格チェックを繰り返す事数回。今日は気になっていたケーキ、とっても小さいのに多分4、5cmの立方体のショートケーキ560円を買ってまおうと、ガラッと引き戸を開けました。

んがっ!

がーん

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いつもズラーっと並んでいたイチゴショートケーキがにゃいっ(ないっ)赤いいちご乗ってるのがいつもショーウィンドウの真ん中に赤いのたくさんあったじゃない?!

気を取り直して聞いてみると季節に合わせたケーキを作るためにこの時期はいちごは使ってないそうです。たしかに全体的に茶色くハローウィンな感じでした。

一旦諦め退散。

〜10月6日にアップしたロワゾブリューへ行ってました〜

歩き回ってやっぱり戻った。

事前にネットで確認したところによるとショートケーキはあまおうをまるごと使っていてスポンジがすごく美味しいとか。未練がましく何度言ってもこれは次回。

次に門仲時代は開店してすぐに完売したというウルスのプリン420円と

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ロンロンショコラ450円を

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購入しました。

季節のフルーツをという事です生ケーキはあまりなくて上の段は焼きタルトがメインでした。

そちらはあまり減ってなかったですね。

売れて補充したのかもしれませんが、食べたらきっとおいしいのでしょうが生ケーキより華がないので値段も同じもしくは高いとなるとケーキの方に手が出てしまいます。

ロンロンショコラは顔が映りそうなくらいツヤツヤのチョコレートが掛かってます。

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金粉も少々。真っ黒なチョコに濃い紫色のブルーベリーが素敵です。これって以前は生のラズベリーが乗ってた画像見ましたが季節のフルーツなのか?それとも価格の問題なのか?

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カットすると分かりにくいですが薄いスポンジケーキがムースの間に入っています。見た目すごく濃厚そうですが食べるとスッと消えてゆく様な口に甘さが残らないのでたくさん食べられら感じです。

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ウルスのプリンは上に生クリームが乗っていてその上に粉糖がかかっています。底にはカラメルソースが見えます。

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予想を反してプリンは結構しっかりした卵のプリンです。パステルのなめらかプリンのような生クリームみたいなプリンを想像してました。固いわけではありません。なめらかですが焼きプリンに似たプリン食べてる感があります。トッピングの生クリームは全然主張しませんがプリンと食べる味も口触りもなめらかになり美味しいです。カラメルソースも程よい苦味と甘味がプリンの味を引き立てます。プリン崩してカラメルソースと一緒に飲みたい感覚に陥ります。久しぶりに食べたプリン美味しかったです。

次は絶対にいちごのショートケーキにチャレンジです←まだ言ってる。