お弁当用のサンドイッチパンがなくなったので今日も食パン焼きました。せっかく焼くからまた比較してみます。今日はソフト食パン。普通の食パンと何が違うかはバターの量の違いだけです。食パンは10gソフト食パンは15gです。
【材料】
小麦粉250g
バター15g
てん菜糖(タイガー16g/パナ17g)
スキムミルク6g
塩(タイガー4g/パナ5g)
水180g
ドライイースト(タイガー3g/パナ2.8g)
【焼き色】どちらも標準の中
【調理時間】
タイガー3時間30分/パナ4時間20分
やはりタイガーの方がはやいですね。50分も違います。朝焼けるように予約で焼くなら別に問題ないですけど焼き立てのパンを朝食べる訳ではなくサンドイッチ用に朝必要ですから予め前日焼いて冷ましておく必要がある私の場合は早く焼ける方が助かります。
相変わらずタイガーはシャーとモーター音がスタートボタンを押してから聞こえます。そしてすぐにイーストが投入されます。
パナソニックは全く音が聞こえてないのは寝かし時間だからです。イーストも最後のねかしの後に投入されます。スタートして2時間後くらいです。それまでは水と粉をじっくりと馴染ませるんですね。ここがパナソニックのパンの甘みを引き出しているところなのかな。
パナソニックはとにかくねかしの工程が多いです。これで生地が熟成してしっとりするのかな。それに比べてタイガーはねかしもこねの工程も少ない代わりに一次発酵と二次発酵があります。一次発酵にもこねが入ります。ガス抜きみたいな感じなのかな。タイガーはこねにこだわりがあるようでDCモーター対応で温度の上昇を防いてしっかり捏ね上げ伸びの良いグルテンを生成しきめの細かい生地を作るそうです。
さて今回はリッチなパンなのでしっかりと膨らんでくれると思います。
いい匂いがしてきましたよぉ。
焼けました!
まずはタイガーですね。
パンケースからこんもりと出てます。
そしてタイガーはほんとうに苦労なく傾けるとスルッとパンが出てきます。
パン羽根にもパン生地が付いていませんし
底も穴が小さくダメージが少ないです。
焼き立てはトップもふっくら蒸気が抜けたら萎むんですけどね。
その点手で成形した食パンは萎んだりしません。その代わり麺棒や手で生地をしめますからふわふわにはなりません。考えたらふわふわのパンを焼く際は成形時にあまり生地を触らないで焼くとやっぱり生地がふんわりしますので焼き上がりはしぼんでしまいますね。
パナソニック待つこと50分焼けました。
こちらも膨らみました。
パナソニックも簡単にパンケースから出てきました。でも羽根には生地が付いてます。
そして底もタイガーに比べるとダメージあり。穴が大きいです。
比べてみると色づきはパナソニック(奥)の方が均一でタイガー(手前)は角や山の付け根部分は色が薄いです。
高さはパナソニックの方が気持ち高いです。
ソフトなのでスライスガイドを使わないとカットしにくいです。やはりタイガーの方がスライスしやすかったです。
タイガーは、
羽根の部分のダメージが相変わらず少ないです。
パナソニックはやはり穴が開いてます。
タイガーの方がキメが細かいです。パナソニックは大きい気泡が所々あります。
さて実食!
やはりタイガーよりパナソニックのほうが味が濃いです。
上がタイガー下がパナソニック。色もパナソニックの方が濃いです。
これは好みなのですがタイガーのさっぱりした味わいがしつこくなくて美味しく感じます。パナソニックはバター感や甘みが強く感じられました。食べ方によりますがサンドイッチにするならタイガーのほうが合うんじゃないかな。そのまま焼かずに食べるならパナソニックが今どきの食パンの味がします。材料はほぼ同じ分量ですが工程が違うだけでやはり味に差が出ますね。
でも比べて同時に食べないと分からないです。結局どちらも美味しい。