Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

会津娘『徳久114』「穣」シリーズ

今回の日本酒

髙橋庄作酒造店が造る会津娘の「穣」シリーズです。

「穣」シリーズの詳細は酒造店の下記Webサイトにありますが、どうも
「一枚の田んぼでとれた米だけで仕込む純米吟醸酒
というのがテーマだそうです。

aizumusume.co.jp

このWebサイトにはどの田んぼでとれた米か、上空写真で確認できるようになってます。

正直、米の違いによる味わいの変化などは全くわからない舌ですが、それだけ味に対して力を込められているのがわかります。

が、しかし。。。
正直、個人的な日本酒としての購入価格帯としてはかなり高価な部類に入る2000円オーバー。
正直、購入するまで陳列されている冷蔵棚の前で20分ほど睨めっこしてました。。。。

ただ、年末だし、今年最後の日本酒になりそうだったので、1年の締めくくりにいいか、と購入を決断。

品名:会津娘『徳久114』「穣」シリーズ
造り手:髙橋庄作酒造店
原料米:会津有機『五百万石』100%
使用酵母:不明
精米歩合:55%
日本酒度:不明
アルコール度:16%
県:福島
価格:2,365円(税込)





香りの華やかさが有り、ラムネ香はこの手の日本酒には共通香なのでしょうか、割としっかり残ってます。

色は、すこーしだけ黄色がかっているが透明に近いですね。

口に含んだ瞬間、アルコール感を強く感じ、さらにドライさも有って、一瞬果実酒か?と感じさせるくらいの酸が脳をかけめぐる。
後味はちょっと苦味も有ってこれがまた辛口感を増幅。
かなり引き締まった酒で色んな料理に合いそう。そして絶対に負けないと宣言するかの如く自己主張が強い。
うーん、無農薬だとかの部分はわからないですが、雑味を綺麗に削ぎ落としたストレート且つ味わい深さを残した日本酒でした。
美味しかった。ご馳走様でした。

今度はレギュラーラベルの会津娘、飲んでみたいですね。