Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

タイガーグランシェフ ホームベーカリー 撤退

私にしてみたら、まさかの!撤退でした。私は一世代前のパナソニックMBX−101BとタイガーKBD-X1012つをほぼ同時に購入しました。でもほぼタイガーしか使っていません。理由の1番は焼き上がりのパンが簡単にパンケースから出せると言うところです。油脂の少ないパンはパナソニックですとパンケースをひっくり返してぶち当て続けないと出ません。と言うか出ないかも知れないという恐怖と共にパンの山形部分がボロボロになってやっと出る時もありましたが、同等のレシピで作っても快適な朝のようにスルッと出ます(例え悪すぎてゴメンナサイ)私がタイガーを買ったのはグルテンフリー生活を始めていた時で小麦以外のパンが食べたいけれど売っている米粉パンは添加物が入っていてわざわざこれを食べるなら食べないほうが良いかなと諦めていた時でした。無添加米粉パンが作れるという唯一無二のホームベーカリーだったからです。多分今もそうではないでしょうか?米粉100%のパンはホームベーカリーで作れますが、添加物が必ず入ります。私が所持しているもうひとつのパナソニックホームベーカリーでも専用のミックス粉で米粉100%パンは焼けますが、そのミックス粉には添加物が入っています。申し訳ないですが日本は添加物天国です。どんなものにも添加物が入っていて健康には影響ないとしていますがどうしても信用できません。利害関係が生じていてここの会社、団体にはお世話になっているので、天下りが多いので、この添加物を無しにするわけにはいかないよね。年間1トン食べなきゃ大丈夫だから健康被害はないよみたいな内緒の話がある様にしか思えない。今般のコロナの状況も含めすっかり国に対して疑心暗鬼になっていますので添加物信用出来ません。確かにタイガーは使いにくい点はあります。例えば全ての材料をセットしてスタートボタンを押すといきなりスタートして一体いつ焼き上がるかは焼き上がり2、30分前にならないと分かりません。メニューによってかかる時間が違いますのでその都度レシピ本を見て何時間かかるか確認して自分で計算するしかありません。予約も終了時刻だけが表示され続け、実際にその時間が近づいても残り時間の表示はなく予約時のまま終了時刻がそのままずっと表示され続けています。その点パナソニックはスタートボタンを押すと焼き上がり時間が表示されますし焼き終わり時間が近づくと残り時間のカウントダウンに切り替わりますもされます。なので安心してそれまで外出したり作業や仕事が出来ます。こう言う必要以上の親切さをどうしても日本の家電には求めてしまうのでタイガーのような機能では人気が出ないのかもしれませんし、三菱電気の電子オーブンレンジの様に開発費をかけたため量販店で売らない、値引きはしないという事で売れなかったというのもあるかもしれません。小麦アレルギーを持っている方には本当に素晴らしいホームベーカリーだと思いましたがトータル的には人気がなかったのでしょう。