Cucina Abitabile 〜キッチンに住む〜

クチーナ アビタビレ。それは居住可能なキッチンの意。

すぐ切れるバターカットケース 小 曙産業

バターケースは柴田慶信商店の曲げわっぱを使っていました。

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秋田杉が冷蔵庫の温度にも対応してバターが硬くなり過ぎないというのが売りではありますが、取り扱いが少し面倒になってました。蓋が密封されないので冷蔵庫に入れっぱしになるとバターの周りが劣化して透明な感じになる、バターケースの下の部分からバターの油分が滲み出るため下に受け皿が必要になり、更にそれを避ける為バターも直接入れずオーブンシートを敷いたりする。少し劣化したバターの匂いが容器から取れなくなって来たなど。

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おしゃれなんですけど日々生活しているとディスプレイではないので手入れやストレスが少ないものが欲しくなりました。そこで前々から気になっていた、冷たいままで切れるバターケースを買いました。お菓子やパンに使うのでバターだけは業務用を購入します。450gです。450gがすっぽり入るサイズのものもありますが、常温に戻さなければカットできないですし、かなり大きいので冷蔵庫の場所も取ります。週末はパンを食べるのでその時にバターは使いますがそれ以外は通常冷凍し、お菓子やパンを作る時に解凍するので常に冷凍に入れっぱなしという事はありません。通常使いは200g位のサイズがちょうど良いです。

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冷蔵庫から出したバターを網が付いている上に乗せて(※決して冷凍や硬いバターはNGです。網が切れます。)
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白い蓋で押す。
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グーッと押すと
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簡単に容器の中に落ちます。
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本来は200gのバターを半分にしてそれを重ねてグッと押してカットすると一切れ5gになるみたいです。私は半端に余ったバターを乗せたのでかなり細かいキューブになりました。でも取りやすいし使いやすいです。なにより蓋ができて場所も取りませんのでなんとなく鮮度が高い気がします。

曲げわっぱのバターケースはサイズ的に一膳だけ入れるご飯ケースやお茶碗として使えるのですがとにかくバター臭さて、お湯につけたり、しばらく煮立てたりしましてが染み込んだバターが永遠に出るくらい油分と匂いが取れませんでした。私のことだからまたしばらくしたら実用よりおしゃれが大事なんて言い出すのだろうからそれまで乾燥させて保管しておきます。